桂小春団治@朝EXPO in 丸の内「落語に学ぶコミュニケーション術」
6時20分というありえない早起き?で、東京丸の内の朝イベントへ。
「桂小春団治@朝EXPO in 丸の内「落語に学ぶコミュニケーション術」」です。
7時半から8時半の丸の内で色々学んじゃおう、という企画の一つ。
確かにこれなら働いていても来られる。
素晴らしい企画です。
雨も降っているし、当然ネムネムだったのですが・・・。
早起きして今日は1日ギッチリ使うぜ!外に篭もって仕事進めるぜ!
という瞬間的に固い決意の中で出かけたのでありました。
東京行きの快速は11両編成と短いやつで混み混み・・・。
でも一度地元駅につけば、今日は地上を一回も歩かずに都内を巡るつもり
だったので、まぁいいかなと。
ちなみに私が新卒で働いていたのは大手町。
大体この時間の電車に乗って終電近くまで仕事したものでした。
(まぁ今思うと何も仕事と呼べるレベルのことはやってなかった気もする・・・)
7時半から8時まで毎朝研修で、
その後30分でその内容のテスト。
そしてその結果がコメント入りで入り口に張り出されるという
面白い?(苦笑)会社でした。。
で。
会場は新丸ビル10F。
東京駅から地下通路ですぐ。
スタバの横を上がってEVで。
しかし落語に疎い自分でも知ってる桂小春団治が来るとは。
しかも1000円です、安い!(笑
しかも雨のせいかガラガラだ・・・(ゴメン桂小春団治氏。)
でも話がとにかく素晴らしかった。
こんなトークのできる経営者がいたらイチコロだろうなぁ・・・などと思ったりして。
落語は前もって演目を決めるのではなく、
当日の前座の内容や観客を見て話す内容を選ぶ。
最初からコミュニケーション満々の世界です。
マクラの時点でお客の雰囲気、知的レベル(笑)に探りを入れる。
とのことでした。
確かに落語の一連の流れを分解して科学すると、
前座から真打へ、盛り上げたり落ち着かせたりしながら一連の劇のように
チームプレイが要求されるのでした。
で、
漫才はどうかというと、「俺が前のやつよりウケたる!」という個別勝負の世界。
そこからしてコミュニケーションジャンルが違うのだと。
落語では笑い疲れでの飽きをなくしたり、落ち着かせるために
わざとつまらない話も挟むそうです。
いやーなるほどーと思うことしきり。
落語素人の自分にはそういう分析も新鮮です。
ビジネスマン向けのセミナーでは、よく
「誰にでもウケるネタを教えて欲しい」などと言われるそうです。
「そんなんあったらこっちが知りたいわ!」というのはごもっとも(笑
全てがTPOによるわけで。
そして個人的にいいなと思ったのは、
場の緊張をほすぐ方法。
「緊張してますねー。私じゃなくてあなた方が緊張してどうすんの?」
と直接緊張の話を振ってしまうのが実は一番最強だそうです。
確かに、それはあります。
実際に使ってる人もいるし、
自分も知らずに口にする事がある。(←それは単に単純だから(笑
これはわかっていても科学すると違うなーという話の一つじゃないでしょうか。
そして掴みであるマクラですが、アイテムでゲットしてしまうのもアリという話。
桂小春団治氏、なんとヴィトンの雪駄を履いている!!!!(苦笑
もちろんそんなもんは売ってないので、
バッグか何かを買って潰して作ってもらったそうです。
でも、誰も彼もが、最初の挨拶でお辞儀した瞬間に
「それなんですのーーー!」と反応するらしい(笑
そりゃそうです。
その時点で半分相手の鎧は脱げたも当然との事。
うーん、素晴らしい。
トリンプのブラ柄ネクタイはつけたくないけど・・・(笑
でも自分が営業マンで、現状を打破したい!と思ったら
当然ネタは仕込むんだろうなぁ。
というか身に着けているもの一つ一つに一家言ある人は
最初からネタの宝庫でもあります。
一発ネタアイテムじゃなくても、こだわったボールペンからノート、
PCや鞄、メガネに服、なんでもかんでも話のネタでもあります。
結局こだわっているかどうかが問われているという話の一つかなと思います。
ざわざわした雰囲気を静めるには、
リズムを意識して一度黙ってしまう方が良いそうです。
若手は逆に大声を出すそうですが、それこそ逆効果で
ざわざわが大体大きくなる、と(笑
要は自分の会話のリズムが途切れたり、
目立っちゃったりすると気になって静かになるようですね。
これもわかるなー。
話の最後は英語の話。
彼は英語落語で世界を漫遊しており、
(ブロードウェイでもやってる)
その際にどうやるかで悩んだそうです。
・通訳を使う・・・各国の通訳の能力に左右されてしまうしリアルタイムにならない。
・自分が語学を鍛える・・・限度があるし、所詮カタコトになってしまう。
という事で最終的に最適と判断したのが
・準備したくだけた言葉で翻訳された字幕を使用し、それを自分で操作する
というものでした。
なるほど、確かに。
世界各国をまわった写真もスライドで。
イギリスではスコットランド訛りの字幕を(笑
わざと、日本では関西弁にあたるような現地の言語を探したそうです。
ハーバード大学での高座は、
客の先生方の方が高台に居て裁判受けてるみたいでした(苦笑
エジンバラフェスティバルなるイベントではビラ配りして臨んだそうですが、
そのビラが凄い!
「町娘」の絵がどう見ても花魁(苦笑
こんな町娘はいねええーーーーー(笑
さすがです、外国人アーティスト。
セミナー後半は言語と文化に関するかなり深ーいお話がたくさん聴けました。
そして最後は、実際に字幕を操作しながら簡単な寄席。
いやー素晴らしい!!!
ちなみに字幕の問題点は
動詞が先にある言語と後にある言語で対応が難しい点、
場合によっては先にネタが画面に出てしまう。
そのため、話と同時に調整するのが難しいとの事。
でも最終的には、例えば日本人客と英語客の混在なら同時に笑いがくるような
微調整ができていたようです。
まさにそれこそ芸術です!
朝から素晴らしい話を聴いて眠気も吹き飛びました。
という事で1Fで降りてくると、8:50。
今から会社に向かう人達が眠そうに登ってきました。
ふふふ、私はもう一本素晴らしい話を聴いてきたんだよ諸君。
などと思いながら地下のスタバへ。
毎日ラテマネーを使う人達が死ぬほど並んでました・・・orz
でもスタバに陣取って
出勤する人を眺めながらぺちぺちと、ね。
今日は夜もセミナーだしな(爆
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