ランチョンセミナー by 岡本行夫@六本木ヒルズ

11 月 26, 2008 By: isetoru Category: スキルアップ, ビジネス, 日記

六本木ヒルズでランチョンセミナー。



ランチの後に元外務省官僚で外交評論家の岡本行夫氏の講演。

仕方なくスーツで出動。

食事自体は相変わらずかなり軽めで、

サラダ、パン、白身魚、珈琲で終了(笑

で、デザートなんて期待してな(ry

で。

岡本氏の話です。

これがまた濃い!(笑

何だか最近濃い話を聴く機会が多いなー。

お題は「2年後の世界に日本は対応できるのか」

なぜ3年後じゃないのかというと、

ホントに読めない時代になってしまったからの模様。

先過ぎるわけでもなく、

かといって来年の話でも無い2年後なら少し読めるのではないかと。

で。

やっぱりまずは国際経済情勢の話に触れるのは当然の流れ。

現在は彼の調査も大部分がこれに費やされてしまっているらしい。

岡本氏のメッセージとしては、

確かに今不況のような状態だが、

収縮していて良いのか、と。

今後2年程度は確かに景気は良く無いかも知れない。

しかし、

その2、3年後に景気が良くなってきた際のための準備期間なのではないかと。

再スタート時のポジション争いのレースが今行われてるんじゃないかと。

という事は今は買収だったり新規事業だったり、

色々安く出来る時期でもあるので、チャレンジすべきじゃないかという事でした。

まさにその通り!と思います。

また、ロシアなどは苦しいが

中国は実はサブプライム問題での経済危機の影響は薄いんじゃないかと。

政権の事もあるので不確定要素は残るものの、

人口パワーによる経済成長はもう規定路線で変わらないのではないかとの

予測でした。

また、アメリカ。

アメリカは主役じゃなくなる、という話に彼は否定的で

2050年の人口は日本の4.5倍まで差が開き

経済の底力もあるアメリカはやはり世界のトップの一つであり続けるのではないか、

という予測でした。

世界経済は超長期で見ればやはり膨張する一方で、

人口はイコールでパワーである。

そういう歴史に基づいたシナリオが変わらなそうだという意見を聞いて凄く安心です。

世界経済自体が収縮する一方になったらキツイですしね。。

例の田母神論文では毒舌爆発でしたが(笑

中国人の対応、意見の方がどうもまともそうでした。

(いや、内容じゃなくて「何故システム的に急にそういう発言をする人間が

上の地位まで上がってくるのか、また賞を取るのかといった点)

なぜ日米安保以外の選択肢が無いのか、という話にもなるほど、という感じ。

要は「じゃあ他の選択肢は?」と検討しても

・非武装(こりゃ一部のアホ自治体を除いて無理ー)

・武装中立(核も含めた超軍事国家へ・・・これも無理そう)

・他国との同盟で何とか国防を確立する←結局これ。

この3パターンしかないようです。

うーん、そう言われると選びようは無いですよね。

アジア防衛圏とか言っても、隣国同士で最初から国益が反しあってる中で

そんなものも無理。

という事でアメリカのようです。

そして言葉狩りの話なども。

録画する講演で

「彼は日本キチガイで・・・」とアメリカ人を紹介したら

照明が全て落ちて

録画やり直しになったそうです(笑

そういった言葉狩りじゃなくて実質で差別しない心を持て、とか

確かにそんな気はします。

というか釣りキチ三平はどうなるんだっ!(違

「じゃあどう言えばいいんだ?」と主催者に聞いたら

「日本マニアと説明してください」と言われたそうです(笑

なんか変態っぽい・・・。

最後に日本に足りない2つの要素という事で

・多様性を受け入れる素地

・リスクを取る国民性

という2つの点を挙げられていました。

多様性についてはシルク・ド・ソレイユを引き合いに説明。

ラスベガスの話をされてましたが、どうやら彼は「O(オー)」を観たようです。

21カ国から集まったスペシャリストがそれぞれ得意な技を披露する。

社会も企業も段々そういう方が強くて上手くいくようになるんじゃないかと。

2点目のリスクについては

バブル崩壊後に

みんなが貯金をしていたことで国民生活が保たれた、

という側面もあったと思うので一概に否定は出来ませんが、

新しい企業が産まれる数が減る数を上回らないような国が成長するわけないのです。

時間を勘違いされていたようで、

ちょこっとオーバーして終了。

でも濃い話だったので、みんなそのまま聴いていたそうでした(笑

色々と考えるところの多い面白いお話でした。

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