オンラインビジネスセミナー「カンバセーショショナルマーケティング」by徳力基彦氏

1 月 28, 2009 By: isetoru Category: スキルアップ, ビジネス

毎月定例のオンラインビジネスセミナー。

http://www.academyhills.com/school/detail/online_biz30.html

2009年度の初回です。

なんと4年目!

今年もたくさん学びたいと思います。

K氏も参加されてました。


今日の話し手はアジャイルメディアネットワークの徳力基彦さん。

徳力さんご自身もアルファブロガーです。
http://www.ariel-networks.com/blogs/tokuriki/

モデレーターはニューズツーユーの神原さん。


今回のお題は「カンバセーショショナルマーケティング」です。

実はこの言葉を初めて知りました・・・(汗

で。

クチコミマーケティング系の話は、相変わらず自分の中で

まだモヤモヤするものがあったりします。

バズマーケティングはやはりインチキ系なんだろうか、とか。

先日のクォーターパウンダーでも、

これは真っ当なマーケティングの一つなのか

単なる暑苦しい下策なのか。

といった話題がありました。

そのあたりも絡んで、少しもやもやしてたのです。


最近自分自身も結構ヘビーにブログを書くようになり、

本や何かを頂いたりすることもありました。

もちろん思ったことしか書かないし、

それ以外を書いても意味が無いと考えています。

本を酷く叩くこともあります(苦笑

ペイパーポストに参加した事はないのですが、

なんだか混在して曖昧なままになっている

「純粋なクチコミ」と「人工的なクチコミ」の現状を知りたかったのです。

そんな折だったので、かなり勉強になりました。

人工的なバズ、バイラルマーケティングとは異なり、

本来の会話のように伝わっていくカンバセーショナルマーケティング。

徳力さんもペイパーポスト(100円とか300円とかもらってブログ記事を

投稿するビジネス)にも一定の意味を認めつつも、

これは従来のマスマーケティングと同じ手法だと。

あくまで押し付け方を変えて、ブログを通しただけなのではないかと。

確かに言われてみればその通りです。

で。

今回の話とそれらはどう違うのか、というと

まずカンバセーショナルマーケティングでは、

クチコミは制御できると考えていないようです。

あくまで双方向を維持したまま自然に広がっていく口コミ。

逆にその枠の中で企業がどう対処するのか、という方向のようです。

なるほど。

そしてかなり感銘を受けたのがAISASの図。

従来だと、AISASという考えでユーザーの行動が分析されていました。

(Atention→Interest→Search→Action→Share)

それは上記のように横軸に並べて、一番左に入る人数を増やして

最終的に何人生き残るか、という考え方でした。

しかし、

徳力さんのお話では、こういう縦の図なんだと。(図がアレでスイマセン(笑

     △Share
     ↑
   △△△Action
     ↑
  △△△△△Search
     ↑
 △△△△△△Interest
     ↑
△△△△△△△Atention

ちなみにシェアする人から、その内容レベルに応じて各階層のどこに

効果をもたらすかの差も出てきます。

(ちなみにシェアする人からは全階層にそれぞれフィードバック影響の矢印が出ています。)

何も商品を知らない人に「この商品良いよ!」と薦めるブログもあれば、

「実際に買ってみたらこんなお得な機能がある!」と、元々その商品に

興味を持っていた層に訴えかけるブログもあるでしょう。

で。

横軸の図では、いかに左側に入ってくる人数を増やすのか、という視点に

なりがちでした。

しかしそうではなく、

シェアをする人を増やさなければいけないのです。

誰もシェアしなければどの層にも何も伝わりません。

なので、そこをどう増やすのかに注目し、いかに各階層間から

上に上がってくる人を増やせるのかが重要だとのことでした。

説明されてみると当たり前のような気もしてしまうのですが、

実は凄い話だと思います。

ただ書いてくれるブロガーではなく、

「ファン兼ブロガー」を増やす策を打つべきなのです。

それが真っ当な形の、マーケティングの原点でもある、と。

確かにファンを増やす、という商法は有史以来のものでしょう。

現代は複雑化するようでいて、情報ネットワークの充実によって

本来の姿に帰ってきたのかも知れません。


1.クチコミはコントロールできない。

2.クチコミは商品、サービス次第。

3.シェアしてくれるファンをいかに増やすかが重要。

いやー・・・。

なんて当たり前かつ難しいのでしょうか・・・(苦笑

企業側の対応としても、

ファンを大切にする、

ファンの声を大切にする、

というかなり基本的な原点が重要になりそうです。

用意しておけるギアとしては、

より紹介しやすい仕組みを作ったり、

自らの商品のクチコミをまとめたり、

といったことが考えられるでしょう。

そして真っ当にブロガー向けイベントを開くなど、

普通のことを真面目にやる、

効果を見ながら分析して長期的な視点で対応する、

そういった新しい流れが企業側に来ているのかも知れません。

そして

質疑応答で2点質問。

質疑時間の3分の2くらい使ってしまって申し訳なかったです・・・。

でもどういうクチコミマーケティングが悪なのか、という疑問には

今のところ基準も黒なものも特にない、という答えをいただきました。

基準やガイドラインはこれから徐々に築かれていく模様です。

また、

CTRなどの短期指標以外の長期指標の具体例を知りたかったのですが、

それは個別の商品ごとにことなり、あくまでマーケティング担当者が

暗中模索しながら探していくものであるようでした。

いやー

当たり前の事ってなんて難しいのか、とまた唸ってしまいます・・・(苦笑



そうそう、

今年の野望に「何かブロガーイベントに参加する」を追加してみました(笑

人生を楽しむ一つの要素として、

目指せ!アルファブロガー!(^^b

・・・ブロガーのイベントってどこでやってるんだろう・・・?(爆

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4 Responses to “ オンラインビジネスセミナー「カンバセーショショナルマーケティング」by徳力基彦氏 ”

#1 minako Says:
1 月 29th, 2009 at 1:17 PM

いつもご参加ありがとうございます。
今回のレポート、参考になりました。当たり前のことをどうしてできなくなっているんでしょうねぇ(笑)
プラミッドの説明、さすがです。

#2 isetoru Says:
1 月 30th, 2009 at 10:28 AM

>minakoさん
こちらこそ、いつも楽しいセミナーをありがとうございます!
毎回非常に勉強になります。
こちらで新しいキーワードを刷り込まれて、何とか最新情報に
対応していきたいです(笑

最近本当に当たり前の事が一番難しいと感じています。
それは仕事に限らず、私生活でもそうですよね。
全方位的に丁寧にきちんとこなせる人間になりたいものです。

#3 Tokuriki Says:
1 月 31st, 2009 at 5:26 PM

ご丁寧にブログでご紹介頂き恐縮です。

当日言うのをすっかり忘れてしまったのですが、一部の資料は下記に掲載してますので、ご自由にどうぞ。(そのうち新しいのも載せる予定です)

http://blog.tokuriki.com/2008/05/conversational_marketing.html

今後ともよろしくお願いいたします。

#4 isetoru Says:
1 月 31st, 2009 at 6:15 PM

>Tokurikiさん
楽しいセミナーありがとうございました!
特にAISASの縦図は非常に新鮮で、本当に勉強になりました。

資料ありがとうございます。スライドシェアを初めて知りました(汗
フルスクリーンで資料が読めるとは・・・これも凄いギアですね。

また楽しいお話を聞かせてください。
今後ともよろしくお願いします。