
ライブラリートークへ。
ゲストは陶芸家の小池頌子さん。
ファシリテイターはHACKSシリーズで著名な小山龍介氏。
陶芸ネタが来たーーー(笑
という事で喜んで参加しました。

講演前に
新宿副都心方面の夕焼けをパチリ。
何度見てもキレイですね。
雲の塊の中に
富士山の山頂だけ部分的に顔を出していたのを
私は見逃しませんよ!(笑
15分くらい「雲減らねーかなー」と
富士山をずーーーっと見てました。
そして講演開始。
小池さんの第一印象は
芸術家芸術家しておらず
やさしそうな普通の主婦、という感じでした。
話の要諦として
やはり「モチーフ」の話がかなりの部分を占めました。
小さい頃にもらったフェルメールの絵画の青、
また、
高校時代にふと見たグラウンドの水溜り。
そこに映った美しい青空を焼き物で表現できないか?
また信州の山だったり、空だったり。
自分の記憶の中にモチーフ、イメージがあり
それをアートを通して表現する。
その流れで
ツノツノシリーズになったり(笑
オレオレシリーズ(俺俺ではなく、折れ折れ)になったり。
ネーミングがカワイイですね。
東京藝術大学の陶芸専門の院まで出ておられるので
逆に
「高台自体をやめてしまう」
といった、陶芸(用の器)としては通常あり得ない感じの「破壊」を
繰り返して来られたようです。
作品は貝に似てるものも多いのですが、
決して貝をモチーフにしたわけではなく
いじってるうちに生まれてきたもの、のようです。
釉薬はラスターとか銀とか鉛とか毒が多かったようですが(笑
そう、実際毒なんですよね。
あれを霧状にしてかけるとか恐ろしい話です、実は。
でも世の中は結構やってるかも。
また、人生のトピックとしては
作家としてはやはり個展です。
しかし
小池さんは30代は主婦&子育て、老人介護に費やして
実際に個展を開けたのは40代半ばだったとの事。。
そういう状況でも
自ら築窯して続けてきたという事が先につながったのですね。
ビジネスマンの場合にはこれが致命的かどうか?という話も出ましたが
いわゆるレールに乗るキャリアであれば致命的でしょう。
しかし
ビジネスの土台で自分なりの世界を生み出す、という視点であれば
空白期間などというものはなく
全て充電期間と呼べると思います。
本人が全力で生きてきた場合のみ、ですが。
あと「大学浪人で苦労したのが良かった」とおっしゃってました。
私も1浪してますが、美大ではなかったので気楽なものでした。
所属が不安定な状態との事でしたが
「代ゼミの生徒だよ」と堂々とダラダラ生きてた記憶が鮮やかに甦ります。
って反体制な先生ばかりで面白かっただけかもしれませんが。。
でもそういう「浪人」的な時間軸って
間違いなく人には有用だと思います。
通り一遍で
18で高校を出て働くか
22で大学を出て働くか
24か26で院を出て働くか
だけだった人は確かに余り「時間軸が絡む」挫折は無いのかも。
大小の挫折が無い人なんてほぼいないと思いますが、
人生の時間軸が「一般のレールとズレる」挫折っていうのは
意外とシチュエーションが限られます。
という事で確かにインパクトあるでしょうね。
もう一つ重要なお話として
「制作前にイメージを持っていなければならない。」
といったものがありました。
小山氏が「仕事でもできるビジネスマンはイメージを持っている」
とおっしゃってましたが、まさしくその通りだと思います。
ビジネスでは紙に書き出しまくって
流れなんかを把握してますが
アートでは必死すぎてイメージをきちんと持ってないかも知れません。
次回からは陶芸でも下絵イメージは絶対書こうと心に誓いました(苦笑
講演後は直接お話を伺えました。
2年前の智美術館の展覧会、実は行ってました。
わかってなかったけど(汗
作品は鮮烈に覚えていました。
今年は8月に三越や銀座あたりで展示されるそうなので
数が少なくても見に行きたいです!
そういやヤノベケンジ氏の銀座展示もあったような。
色々あるなぁ。
小山氏にもお話を伺えました。
「アートに関する話を書きたい」とおっしゃってましたが、
さすがに時代の先を見てる方は違うなーと感じます。
21世紀はビジネスの世界でもアーティストの時代が来る、はず、なのです。
多分。
例えば
グーグルやカヤックの理念自体もアートの世界に属するものだと思ってます。
そういう感覚を持ったビジネスマンが
もっと日本に増えるべき!
と最近常々思いますが
相変わらず展覧会もカルチャーセンターも
女性ばかりなのでありました。。
いつか半々くらいになる日は来るんでしょうか?
などと思いつつ退散。
素晴らしい講演でした。
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