美しきアジアの玉手箱(シアトル美術館所蔵品展)@サントリー美術館・東京ミッドタウン

7 月 29, 2009 By: isetoru Category: アート



東京ミッドタウンのサントリー美術館にて

「アジアの玉手箱」展。

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol04/index.html

シアトル美術館が所蔵するアジア系の作品展示。

前半は日本の書画や器など、

後半は中国や韓国の書画や器、タイの仏像まで。


カラスを全面に描いた屏風が凄い!

ネタのチョイスも凄いけど、絵も凄いです。

作者不詳ですが、多分有名な誰かなんだろうなぁ。。

この特異性と素晴らしさからか、

あとで見るとカタログの表紙はこの烏図屏風になってました。

そりゃ当然ですよね。

カラスは単発では書画によく出てくるでしょうが、

屏風に大量に描くなんて

あきらかに異質なものでしょうし。(多分


本阿弥光悦が書、俵屋宗達が絵という長い絵巻もなかなか凄いです。

ただ、

細切れに分割されて

多数の掛け軸にされてしまっていました・・・・

1935年に流出のようだったのですが

恐らく大正時代の商人が

売るためにやらかしたんだろうなぁ。。

まぁ仕方ないのかな。。

いくら素晴らしくても、

絵巻は部屋に飾れませんからね。

むしろ残っていたことを喜ばしく思うべきなのかな。。


しかし先日のマノスコレクション(ギリシャ)もそうですが、

本当に流出しまくりですよね。

仏像に浮世絵(これは包み紙だったし仕方ないのか)、器。

日本で見る機会が再度あるということは素晴らしいし

これらが今後失われる可能性は低いわけですが

まだまだ現代日本人が見た事が無い素晴らしい作品が

世界中の美術館の棚の中に眠っていて

キュレーターの興味も余りそそっておらず

日の目をみないでいるんだろうなぁ。

いや、まぁモネの睡蓮が多数日本にあったりするので

世界中でお互い様ではあるのですが(苦笑


カラスの屏風クリアファイルないかなーと思ったのですが、

ありませんでした。



なぜか以前の展覧会の余りと思われる

薩摩切子のクリアファイルと

カラス図屏風のロングポストカードをゲットして手早く退散。

短時間でズバズバみました。

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