ケロッグ経営大学院 モーニング・セッション 星野佳路が挑む日本製リゾートへの道 ~「日本の観光をやばくする」星野リゾートのミッションとは~

12 月 17, 2009 By: isetoru Category: スキルアップ



ケロッグ経営大学院 モーニング・セッション
星野佳路が挑む日本製リゾートへの道
~「日本の観光をやばくする」星野リゾートのミッションとは~

http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000alk9z.html

に参加。

朝8時!スタートのセミナーです・・・(苦笑

コーヒーとサンドイッチつき。

(といっても、いっつも食べてるフレッシュネスカフェのやつ。)

アカデミーヒルズのセミナーにはかなり出ている自分も

朝のやつは実は一度も出たことがありませんでした。

でも

リゾート再生請負人、

星野リゾートの星野さんのお話って事で・・・


お知り合いのIさん、Nさんも参加されてました。

各所で見かけた顔が・・・

水曜朝8時のセミナーにみんな出てくる(汗

大学院系のやつなので

そんなに代人数でもないかな?と思いましたが、

150人入るオーディトリアム。

7時ちょいについて仕事して

8時前に入り。



正直ケロッグ経営大学院自体ゼンゼン知りません(すいません

でも実は全米でも、かなり優秀なところらしい・・・

MBAとか一言で片付けてますが

ピンキリなわけです。

無縁な人間からは全てが素晴らしく見えますが

彼らの中では相当ランキングがあるのでしょう。



さて。

セミナー開始。

まずは星野さんのプロフィール紹介、

そして星野リゾートの歴史。

歴史ある軽井沢の星野温泉・4代目です。

(現在の「星のや」ですね。一泊5万~(笑

で、

その後の流れは全体的にMBAのプレゼンっぽい感じ。

スピーディで流れるような語り口。

説得力あります。

これまでの日本では、リゾートは所有者が運営してきました。

ホテルを持ってる企業が経営するって事ですね。

しかし最近になってやっと

運営は別のプロが行う投資事業である、

という価値観が出てきているらしい。

星野さんは開発や金融、所有はできないので

自分は運営のプロなんだ、と。

所有と分離して運営に特化してやっていく方向に進んできたとの事でした。

(星のやは所有でしょうけど、他のリゾートは運営請負のようです。)

スライドで次々と見せられる各地のリゾートは素敵杉。。

泊まりたい・・・(笑



データを示されて結構意外だったのが

実はリゾート業界は景気の影響を受けにくいという点。

正月、GW、お盆、週末は

黙っていても勝手に満員になって超黒字。

なるほど、確かに。

ただ、

その黒字で

それ以外の265日の赤字を補填する。

そういう仕組みになってしまっている。

温泉は温泉を持ってるというだけで生き残ってしまうから

競争も生まれにくい。

業界全体は微減のまま進んでいるが

この不景気でもそんなに変わっていない。

ただ、この仕組みだと

100日の繁忙期以外は空いてるわけで・・・

固定の優秀なスタッフは雇えないし辞めていくし

「頑張らない運営」の方が効率的になってしまっているとの事でした。

うーむ。

日本の観光産業の課題は下記のようでした。(カッコ内はつけたし)

1.魅力(アピールできてない)
2.生産性(低い)
3.繁閑期(不安定)
4.交通費(高すぎ)


ちなみに星野リゾートの再生事例では

1室に2500万円投資して建て直すそうです!



1泊2食12000円くらい(一番ライバルが多い価格帯)だったところを

25000円にする!

すると

なんと年間45%埋まればOKになってしまう。

頑張らなくても、普通に問題起こさず運営すれば元が取れる。

恐るべし。

なおかつ

周りの旅館と同じ価格帯で競合しないので

これまでその温泉街に来なかった層が来てくれる。

うーむ、うまく出来ている・・・。

確かに温泉街で1店舗だけ一気にリニューアルして、

なおかつ値段も同じだったら周りと上手くやれませんよね。

だから

結局価格は上げざるを得ないというか、それ以外の選択肢自体無かったのですね。

仕組みの一端が理解できました。



そして日本のリゾート再生、観光立国化のお話。

対策としては

GWの地域別分散取得。

(千葉県は5月の○週からね、とかで最初は結構笑ってしまいましたが

フランス、ドイツ、フィンランドなどで実行されてるらしい・・・)

確かに分散することで

リゾートは楽に予約できるし

移動は楽になるし

繁閑期の売上差を平準化できるし

長期間の固定スタッフは採れるし

で万々歳です。

これは本気で提出されているらしいので

いずれ実行されるかも知れません。


あとは交通費。

格安航空が全然入ってないので

これにガンガン入ってもらい、

海外の客も日本の客も、簡単に地方にいけるようにする、と。

なるほど。

地方行政がらみの話は腹が立ちましたが、

この仕組み導入で人が増えれば何とかなるかな・・・?


終了後、ちょっとまったりしてたら

空いてきたので

星野さんにお名刺交換してもらい、

なおかつ地方空港は格安航空で本当にオッケーになるの?

などとしつこく聞いて、潰されてきました(てへっ(笑


いやー楽しいお話でした。

もう彼の主張はずーっと変わらないらしいので、

それが実現されたら

日本は本当に世界10位以内の観光立国になれると思います。

(今のライバルはチュニジアらしい・・・(涙




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