まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)
実はちゃんと通して読んだことがなかった藤子不二雄Aの「まんが道」。
まぁ今ジャンプでやってる「バクマン」の
昭和版といったところ。
実在の漫画家たちの話なので、劇熱いです。
締め切りに追われる、
ネタが浮かばない、
筆が進まない、
駄目出しをされる。
完徹続きのデスマーチ進行で原稿を落とす。
読者人気投票ランキングで打ち切り。
基本は時代にかかわらず同じです。
ただ、
やはり当時の方がキツイのは間違いない。
なぜなら連載誌自体が少なく、裾野が狭い。
雑誌自体のページ数は少ないくせに
一人の作家のページ数は多く(苦笑
原稿を落とした際の微調整(代打ち作家)も少ない
アシスタント候補もほとんどいない。
コピー機なんてないし
スクリーントーンもなさげ。
何が受けるか情報を集めるのも至難の業。
まだ国全体も貧しいので
藤子不二雄たちも
両国から都電に乗って森下、
そこの2畳間の下宿で2人でせっせと描くわけです。
そして椎名町、伝説のトキワ荘に移るわけです。
作品全体に出てくる手塚治虫は
やはり神!という状態。
スキルもスピードも性格も、何もかもが神(笑
アニメーターの賃金を引き下げた悪の元凶!という
マイナス評価をする人もいますが
やはり神は神でしょう。
(ウィキ読んでいて、手塚さんが61歳で亡くなっていた
ことに衝撃。70歳前後だと思ってたのに・・・。
ある意味若く亡くなった作家なのに
あの多産ぶりは異様なスピードとスキルがなせる業と
誰にでもわかりますよね。)
400ページのマンガのために1000ページ描いて捨てる。
天才と呼ばれた男のこだわりに
主人公の2人も衝撃を受けます。
ブラックジャックの逸話でも
確か3つ話を出してひとつ選ぶ、
なんてのがあった気がします。
クリエイターのトップって
本当はそういうものなんだろうなぁと感じますよね。。
文庫版14冊で
特にエンディングがあるわけじゃないんですが
大物漫画家たちの若かりし頃が出てきて
熱い感じで終わります。
おすすめです。
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【マンガ】まんが道
- 2 月 18, 2010 By: isetoru Category: マンガ

