現代語訳 風姿花伝
世阿弥の風姿花伝。
100P程度の現代語訳版があると伺って早速。
いやー読みやすいですね。
もちろん激簡単なわけはないんですが、
思ったより全然とっつきやすいし、
内容も分かりやすい。
花の例えなどはかなり分かりやすいんじゃないでしょうか。
(本当の真意を得るとかそんなレベルじゃないにせよ。)
能を見るような人は読んでおくと良いんじゃないでしょうか?
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Archive for the ‘伝統芸能’
【本】現代語訳 風姿花伝 世阿弥
薪能「通小町」&狂言「呼声」&雅楽と舞@神田明神
- 5 月 17, 2011 By: isetoru Category: 伝統芸能
- Comments Off
神田明神へ。
薪能です。
御茶ノ水から徒歩5分、非常に行きやすくて
かつ、結構行き慣れてきた場所(^^)
やはり東東京は行くのも戻るのも楽だなぁ。
で。
薪能です。
外でかがり火を燃やして能。
ただ、実はこれまで薪能のチケットを買ってはいけずに捨てていたので
初めてでした(苦笑
(少なくとも2回は捨ててる。。)
3列目に陣取り。
最初は神田明神雅楽部による音楽と舞。
これは能とは異なります。でもかなり良かったです♪
昭和天皇に捧げられた舞はチョウチョになった女性4名が
雅楽の今日に合わせてひたすら舞いました。雅楽最高♪
そして狂言「呼声」(よびごえ)。
狂言は能の合間に行われる、いわばコントです。
能→狂言→能 みたいな感じで挟んで行われてます。
この日のメインは俳優としても活躍する野村萬斎でした。
狂言師は能と別ジャンルというわけではなく、能と一体のものです。
能楽師の中で狂言を演じる人たちという事ですね。能と狂言はセットです。
この狂言、非常に分かりやすくて面白かったです。場内は子供含めて爆笑でした。
主人に無言で旅に出て戻ってきた下僕が、
怒って訪ねて来た主人と部下にたいして居留守を使うものの、
歌や舞いの調子で出てくるよう呼びかけられたら
なんか「留守でーす」と踊りながら出てきちゃった、というアホアホ話です。
主人公は太郎冠者(野村萬斎)。
そして能「通い小町」を上演。
これは非常に分かりにくかった(笑
そもそも能は誰かの幽霊が出てきて、
昔こんなことがあったので今こんな風になってますーみたいな話が多いようです。
というかほとんどなのでしょうか?(^^;
小野小町と、彼女に恋した深草少将の思いが残って
ふたりとも幽霊でいるのを、お坊さんが成仏させるような話。
なんだか小町の声が全然聞き取りにくく、
かつちょっと足元がフラフラしてふらついてるように見えました。
体調でしょうか?(汗
そもそも小野小町自体が生没年不詳の人物で、
美人だったらしい、という伝聞を元に
性格やらエピソードが構築されているようです。
小野小町の話に精神的に入り込むのはまだまだ私には難しいようでした・・・(笑)
でも後半の深草少将(多分この話だと 少将が主人公?)
の舞はなかなかでした。笠を投げたり。
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能クラス3回目
丸の内朝大学の能クラス3回目。
朝7時過ぎ、スタジオの雑巾がけからスタート(笑
普段は土足の場所ですが、
今回はすり足体験があるのでお掃除。
小学生風の動きで
結構必死でした。
で。
クラスでは扇子を持って舞の一部など。
やはり実践ワークショップになると、
1時間でもかなり濃いです。
20名くらいで割と少人数のクラスと思ってましたが、
スタジオに広がって歩いたら割と狭かった(^^;
でもホント楽しいですね(^^)
最後は先生二人がそれぞれの流派での「羽衣」の一部を舞いました。
おお、なるほど!
やはり生で近くでみれるのは良いですね(^^)
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文楽「二人禿」「絵本太功記」@国立劇場小劇場
急遽チケットが手に入ったので
国立劇場へ。
文楽です。
まずは二人禿。(ににんかむろ)
遊郭で大夫のお世話に忙しい禿二人。
隙を見て桜の下で羽つきやまりつきをして遊びます。
10分程度の舞と唄。
そして「絵本太功記」。
武智光秀と真柴久吉の争いの中での
武智家一家のエピソード。
要は明智光秀なんですが、
江戸時代なので、その幕府絡みのリアル人物をネタにするのはご法度。
という事で全部偽名です。
太閤記も太功記になってるしw
なんか凄い濃いサイドストーリー。
明智光秀を悪で描きすぎな感じですが、
まぁ時代的なものやエンタメ要素もあるのでしょう。
後から涙を流すその落差のためでもあるんでしょうけど。
こちらはミッチリ100分くらいの上演。
光秀の母を人間国宝の方がやってました。
そういえば英大夫さんも出てました。
浄瑠璃って義太夫と三味線が本来のメインで
人形が主じゃないんですよね。
そこを勘違いせず、
唄を楽しみつつ人形を観る。
というスタンスでいたいものです。
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文楽講座@国立劇場小劇場
- 3 月 04, 2011 By: isetoru Category: 伝統芸能
- Comments Off
銀座にあるプランタンのカルチャースクール「エコールプランタン」。
その講座で文楽レクチャー&鑑賞へ。
半蔵門の国立劇場にて。
義太夫の英大夫(はなふさだゆう)さんらのレクチャー。
文楽は
歌い手と三味線、人形を操る人々で行われる総合芸術です。
あの黒子もいます。
レクチャーでは見知った顔も数名いて、
最前列に陣取り(笑
かぶりつきで講座、実演を楽しみました。
私も人形を触らせてもらったりして。
いやー凄いな!この講座。
楽屋にも入らせてもらい、
床山さん(人形の髪型整える人ね)のレクチャーも楽屋で受けました。
人形のために床屋がいるんですよ?
凄くないですか?(笑
出来合いの人形を単に大事にメンテしてると思ってました。
カシラ(頭のパーツ)は最古のものは江戸から修繕して使ってるらしい。
そしてバックステージへ。
舞台装置のウラ側を見せてもらいました。
おお、こんな感じなんだ。
既に客が入っている客席を隙間から覗いてみたり。
楽しい♪
その後は実際の公演へ。
「義経千本桜」です。
まぁ話は省きますが、
義経ネタシリーズという感じで。
話としてはわかりやすいんですが、
人物関係はもっともっと勉強していかないと
その持っている感情の強さなどは感じ取れない部分があったのかも。
文楽も一つの引き出しとして追加していきたいです。
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