現代アート、超入門! (集英社新書 484F)
これ、超良書だと思います。
アートを学んできた人間ではなく、
一般人の目線から(といっても詳しい人ですが)
現代アートとはなんぞや?という切り口を
具体的な作品を一つずつ取り上げながら語っています。
現代アートはわからない。
これって価値がないんじゃないか?
それも含めて全然アリの世界なんだろうと思います。
クラシックアートでは「より実際に近いものを再現する」美を競いました。
写真のような絵、生きている人間のような像。
しかしそれに捉われない新しい流れが生まれてきた。
工業も生まれて人の暮らしが変わった。
考え方を主張するためには何でもアリの世界になった。
という事で
より「受け手」の意見というか、
価値観が重要な時代になってる、と。
アートの世界は
「誰が見ても美しいもの」ばかりじゃなくなったわけです。
叩かれまくった印象派(今ではクラシックなのかも知れませんが)の
話から、工業製品との絡みの話まで。
ただし、作者は「アートだからといって、例えば子供にポルノを
晒すようなものは許されないし、何でもOKだとは思わない」
と述べてます。
全く同感です。
アートだから・・・芸術は自由なんだ・・・基本的にはそうでしょう。
しかし何でもかんでもアートの名の下に許されるわけではありません。
アートは人の暮らしと結びついたものなのだから・・・。
最近音楽で「クラシックってそもそもなんだ?」という事を考える機会が
ありました。
絵画でもどこからクラシックなのかよくわかりませんが・・・
流れといい、とらえ方といい、同じ話なんだなと感じました。
現代に生き残ってるアートや音楽は
「誰かがその当時に最先端の革新を行い、人に印象を残したもの」
なわけです。
全てが現代音楽で、現代アートだった。
今の時代はそこに雪が積もるように上から新しいものが追加されている。
そして全時代のものを全て同時に楽しんでいるわけです。
そもそもの区切り自体は必要が無く、
あくまで学術上の話なのかなというのが結論です。
より端的にぶった切って言うなら
個人的な考え方としては、
「人間の平均寿命を越えて生き残ったものがクラシック」
といっても良いのかなぁとか。
数世代超えても残ってるという事は
当時の何がしかの価値を伝える本物だという事です。
そんな曖昧ながら大胆なぶった切り方で見てて良いのかも知れません。
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Archive for the ‘本’
【本】現代アート、超入門! (集英社新書 484F)
【本】格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)
- 5 月 18, 2010 By: isetoru Category: 本
- Comments Off
格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)
ホリエモンの新著。
状況がどう変わっても
本人が何一つ変わってない感じなのは凄いと思います(笑
勿論、正しい事を全て述べているわけじゃないでしょうが
少なくとも意見を出した場合には、代案を提示してますね。
舌鋒鋭く各「格差」について語っています。
資産から恋愛の格差まで。
サクっと読めます。
個人的には
実は格差って本人の勝手な思い込みが多い、
というのは同意するところです。
そもそもそれぞれ人は違うんだから
目指す方向が同じわけないし
人生の楽しみ方もそれぞれ違うはず。
あの人はああなのに自分は・・・というのはそもそも出発点がおかしい。
一部の極端に恵まれない人はともかく
ほとんどは哲学と言うか価値観によるんじゃないかと思うのです。
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ライブラリートーク 漫画家・藤田和日郎×小嶋菜温子 「『物語』をめぐる冒険-ブンガク者はマンガ家の夢を見るか?@アカデミーヒルズ

ライブラリートークに参加。
「『物語』をめぐる冒険-ブンガク者はマンガ家の夢を見るか?
@アカデミーヒルズです。
話し手は「うしおととら」などの漫画家、藤田和日郎氏。
そして立教大教授の小嶋菜温子さん。
モデレーターは週刊少年サンデー副編集長の宇佐美亮氏です。
どういう内容なのかイマイチというか全く不明な状況でしたが(苦笑
マンガと文学の違い的な話が中心に。
藤田氏はあくまでマンガはキャラクター作りから入るから、
文学系とは異なるんだ!という主張。
しかし藤田氏が何か言わんとしてることは何気なくわからなくもないのですが、
個人的には現代社会は
マンガ的な文学と、文学的なマンガが交じり合ってる時代ではないかと。
ほぼ小嶋さんはそれに近い考えをお持ちのようでした。
藤田氏は、マンガはもっと日常の近くでスカっとさせる、受けることを目的に
作られており、そんな高尚でも何でも無いという立場。
しかし小嶋さんのお話の通り、
源氏物語だろうと割とミーハーにウケを狙って書かれてるわけで
根本的には同じ方向性ではないかと思うのですよね。。
キャラクター作りから入る小説もいくらでもあっただろうし。
「高尚なところにもって行きたくない」という意思があるのはわかりますし、
お父さんが固い教員でマンガを否定していたらしいので、
「文学とは別の枠の世界に来た」と強く感じているのかも知れませんが・・・。
そんな感じの感想。

藤田氏マンガキャラのクリアファイルもらいました(笑
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【本】電子書籍の衝撃 by 佐々木俊尚
- 5 月 08, 2010 By: isetoru Category: 本
- Comments Off
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
これは良書ですね。
実は佐々木さんの本は、入り込めない時もあるんですが(笑
この本はスイスイはいっていけました。
自分が興味を持ってるネタがいくつもあって、
ぐいぐい引き込まれましたね。
音楽業界、出版業界の問題点と変化。
テクノロジーによって何が起こったのか?
ケータイ小説の位置づけまで
幅広いようでいて
時代の変化を上手くまとめて感じ取れる内容になってます。
読書好き、音楽好き、iPhoneやiPadで何が起こるの?
アマゾンのキンドルはどうなってるの?
という方には特にオススメ。
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【本】カラダマネジメント術!
- 4 月 12, 2010 By: isetoru Category: 本
- Comments Off
カラダマネジメント術!
レバレッジシリーズの本田氏の新著。
(と書くと、もう本人が嫌がりそうですが(笑
ブランディング的に新しい方向を再構築したらしい。)
トレーニングしまくってトライアスロンに出てる経営者です。
最近は経営者でトライアスロンをやってる人が多い・・・。
確かにカラダは資本。
なかなか疲れない・すぐ回復する体さえあれば、
仕事も遊びも何でも出来ます。
特に30代の運動不足を指摘。
もともとトレーナーでもない本田氏の本なので、
あくまで一般目線。(一般で極めてる目線。)
自分も仕組みで解決していきたいです・・・。
どうしても「ジムに10回いく」とか数値目標になりがちな
単純な自分ですが、
もっと違うところにあるんだろうと思います。
エスカレーターじゃなくて階段しか使わないとか、
コーヒーにミルクを入れても砂糖を入れないとか(笑
仕組み、ルール。
わかりやすくて自然に再現できる流れ。
早起き、トレーニング、ペースを崩さない。
全ての基本だろうと思います。
とりあえず早起き・・・
何とかしたい・・・。
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