ショパン生誕200年記念 「別れの曲」 シネマ&山本貴志ピアノリサイタル@ティアラこうとう

10 月 09, 2010 By: isetoru Category: アート, 音楽
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猿江恩賜公園内にあるホール「ティアラこうとう」へ。

ショパン生誕200年記念「別れの曲」シネマ&リサイタルです。

要は

前半がショパンの映画(1934年ドイツ制作)、

後半が前回のショパンコンクール4位の山本貴志によるピアノコンサートという趣向。


さて、前半の映画。

76年前のものとは思えないくらいクリアなリマスター版ですが、

内容はものすごいストーリー。

ポーランドで蜂起に参加しようとする若き天才ショパンを

教授や恋人(本心を隠している)がパリへ送り出す。

ジョルジュ・サンドと出会って

恋人&教授不要で終わり(笑

いや、英雄として描きすぎていて

ストーリー展開の強引さはすごすぎる・・・。

・道端で揉めた相手が有名評論家、その後もレストランで絡む
・演奏会開始直前、楽屋でぴったしポーランド蜂起を知る

とにかく重要エピソードを最短距離でつなげてる印象(苦笑

もう少しクッションが無いとー。。

でも思ったよりは楽しめました。

そしてこの映画の重要な点。

エチュード3番の俗称「別れの曲」はこの映画から流布して定着した事実!(笑

なんと、びっくりです(笑


後半は山本貴志のコンサート。

見た目は少年のようなピアニストですが、

前回のショパンコンクール(2005)で4位、

2008年にはショパンアカデミーを主席で卒業している剛の者です。

最初タッチが柔らかすぎるなーとか

表情が口開けっ放しですごすぎるなーと思ってましたが、

演奏レベルは確かに超高いと思います。

特に大好きなポロネーズ5番はちょっと感動した!

また聴いてみたいですねー。


まだ27歳。

あと4、50年楽しませてくれるんじゃないでしょうか(笑

期待してCDもゲット。

ワルツメインです。

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ショパン三夜<第1夜>サロンの輝き プレイエルピアノで聴くショパン@紀尾井ホール

9 月 14, 2010 By: isetoru Category: 音楽
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四ツ谷からテクテク、上智の横を抜けて紀尾井ホールへ。

3回の演奏会でショパンを味わう!という企画、

「ショパン三夜」の第1夜です。

1列目に陣取り。

というか3回とも通しなので、全部同じ1列目の席です。

うーん、これならショパン漬けになれそう(笑

紀尾井友の会もたまには活躍(笑



ピアノはイヴ・アンリ。

そして彼は特殊というか、

ショパン時代のプレイエル社のピアノで演奏を行っているようでした。

なんと1848年製!のプレイエル。

博物館でしか見たことありません。

プレイエルで弾かれた音楽CDは持ってたりするんですが(笑


最初は何故かモーツァルト(苦笑

なんでだよ!

と思ったのですが、

後半にショパンの数少ないピアノ以外の曲、

「チェロソナタ」があって、

そのために遠藤真理が来ていたのです。

という事で前半にも参加してもらうための配慮と思います。

うーん、なんだかなぁとは思いますが、

パンフでは無理矢理「ショパンはモーツァルトが好きだった」

という事で関連付けてます(笑

そりゃ影響が無いわけはないし、好きだったと思いますが・・・。

初めて見ましたが、遠藤真理のチェロも凄かったのでOKという事で。

(呼吸音が凄かったなぁ)


ヴァイオリン川田知子も入ってトリオで

モーツァルトの「ピアノ三重奏曲」(KV542)が出だし。

その後は、

イヴアンリがプレイエルのピアノでノクターンや舟歌、エチュードという前半。

プレイエルピアノいい感じです!

高音がハスキーヴォイスっぽい。

ピッチはわざと低めに設定されているそうです。

ほぼボロボロの状態から修復してるので、

全く同じ音ではないかも知れませんが

天板が2枚あったり、味わい深いピアノです。


後半の頭が遠藤真理とイヴアンリで「ショパンの」チェロソナタ。

貴重な曲です。

その後はイヴアンリがプレリュードやらマズルカ、ワルツ。

アンコールで戦場のピアニストなノクターンや、

私の結構好きなワルツ曲をやって終了。

ショパン漬けシリーズとして大満足です。

やはり紀尾井ホールは音が最高だしなぁ・・・。

プレイエルでのショパンも味わえたし、

うんうんと頷きつつ四ツ谷に向かうのでした。



なんか少しだけ空がピカピカ。

でも雨は一滴も降ってません。

帰りの電車でアメッシュを見ると、

どうやら私の家の周りがピンポイントで豪雨状態(苦笑

ひー。

地元駅ホームも結構内側までびしょびしょでした。



でも着いた頃にはピッたし止んで

全く降ってない中を帰宅しました。

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千住明&横山幸雄 ROLAND DIGITAL PIANO New Style Concert 2010@紀尾井ホール

2 月 25, 2010 By: isetoru Category: 音楽
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四ツ谷は紀尾井ホールで

ローランドの高級デジタルピアノお披露目のコンサート。

一流のクラシック向けホール、

クラシックピアノ曲のコンサートなのに

全てデジタル楽器という非常に特殊なコンサートです。

会員電話で買ったので、6列目に滑り込み。


作曲家のあの千住明がナビゲーター。

まずはチェンバロ講座。

大学の先生らしく、スライドつきの解説。

今回は電子チェンバロ(蓋にゴジャースな絵つき(笑))も紹介されるのです。

音楽の歴史講座は楽しいなー。

そしてピアニスト横山幸雄登場。

ショパン弾きとしてメジャーな方で、

パンフはかねがね見ておりました(ぉ

初めて生で聴きます。

(市川にも来られる話があったような。)

バッハのイタリア協奏曲ヘ長調第1楽章を電子チェンバロで。

うーーん、すばらしい。

音がちっちゃめですが、

そこがまた逆にリアル。

電子チェンバロも良い音だなあ・・・。

バッハの時代の王侯貴族が楽しんでいた音とは、こういうものなのです。

そして、この電子チェンバロで出せる他の音。

ピアノの進化途中である「フォルテピアノ」の音もお試し。

(記号じゃない(笑)強い音が出せるようになった楽器です。)

パンフに書いてないけど

モーツァルトのピアノソナタ8番です。

うーん、これもすばらしい。。

この楽器の時代背景に合わせて

モーツァルトの時代まで少し曲を進めたのです。

そしてデジタルピアノ。

蓋も開くタイプ。いいなぁこのピアノ・・・。

これもデジタルピアノ。

これでショパンの「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」

す、すばらしい!!

素晴らしいです。

いやー素晴らしい(しつこい

映像で上から手を見れたのも非常に素晴らしい。

華麗なる大ポロネーズ大好きです。

この方、超絶技巧でありながらも

攻めのピアノで、

自分の味を出すためには少しピョロっとするのも厭わない勇敢な人でした。

しかも全て電子ピアノで弾けという話な上に、

なおかつ客の正面を向いて弾くというクラシックピアノにあるまじきシーンも(笑

本人は意外と喜んでましたが、

なんかPOPSのキーボーディストに近い状態に(笑

そして紹介メインのV-PIANO!に移動。

千住氏の解説では、

どうやら物理的にはピアノでは作れない音を豪華にデジタル再現してるらしい。

ぶっちゃけ、実際のピアノの空間では張れない数の弦を張った音であり、

銅ではなく銀でコーティング、

なおかつ天板も銀でコーティングした場合の音という謎な豪華設定(笑

音が輝きすぎ!

これによって、高音の弦は強化され音が大きく、

低音の弦も1本の太い弦ではなく3本の弦で鳴る音をバーチャル実現。

うーむ・・・・。

素晴らしいですね、ローランド。


ハーフタイム。

通路に設置された3台のデジタル楽器をパラパラ弾いてみる。

いいですねー。

ローランドの方と立ち話してたらすぐ時間。


後半は若干お2人のトーク、

そしてドビュッシーの「水の戯れ」

ベートーベンのピアノソナタ23番「熱情」をフルでプレイして終了。

アンコールは

横山氏オリジナルアレンジの豪華なアヴェマリア。

いいですねー。(そればっか(笑

いやー

4月のサントリーホールも参戦決定してしまいました。

そこでは千住さんの曲をやるらしい。


千住さんも超有名一家ですが・・・

彼自身の経歴も相当おかしいですよね。

慶応でバンドに熱中、

芸大を受けなおして

史上8人目の芸大卒業時の「作品お買い上げ」で卒業。

卒業作品が買い上げられるって話は

昔、千住兄弟の話で初めて知りました(笑

(兄弟でお買い上げ・・・)

ちなみにTVではご存知の通り相当活躍されていて

かなり昔だとアニメでも「ママは小学4年生」の音楽とか・・・らしい。

(それでモーツァルトのEDだったのかぃ)

あと機動戦士Vガンダムとか。

「砂の器」もかなりメジャー。

間違いなく、たくさんの曲を知ってるはずなのに

まだそんなに認識できてないので

これから深堀りしていければと思います。

世の中、天才が多すぎて作品を消費しきれません・・・(苦笑

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辻井伸行ピアノリサイタル@紀尾井ホール

10 月 22, 2009 By: isetoru Category: 音楽
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久しぶり4日ぶりの紀尾井ホール。

ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールで優勝した

全盲のピアニスト辻井伸行氏のリサイタルです。

四ツ谷からテクテク。

暗闇をうごめく上智の学生の群れが邪魔です(マテ

で。

今回は残念ながら2Fバルコニー席。

しかも左隣のオッサンが余りにもクサイ!

(多分喫煙者で加齢臭も)

ので、右側の席の人来ないといいなーと勝手な野望を念じてみる。

・・・

右4つ空きました(苦笑

俺宗教作れるんじゃないー?とか勝手なこと言いつつ

左右を空けて座る。。

とりあえずにおいから逃れたぞ・・・。

それにしても、客層の年齢が異様に高いような。

いかにクラシックピアノとはいえ、なんでかなぁ。

で。

曲はベートーベンとショパンだけ。

メジャー曲一本槍のわかりやすい構成。

前半ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」と「熱情」

いいですねー!!

ちょろっとミスってるけど、力強く、正確な演奏。

ベートーベン合ってる印象です。

そして確かに、

全盲だなんて事は音楽を聴いているとすぐ忘れます。

実際、関係ない世界ですよね。

アウトプットが全て。

この世界では、もちろん目が見えても弾けなければ何の意味も無い。

そういやベートーベンは人生の途中で聴覚を失ってます。

それで作った曲も結構残ってます・・・。

(まぁあんなジャジャーン曲を1日中聴いてたらどうなるか・・・誰にでもわかりますよね。

関係ないけど、モネも途中で視覚を失ってます。

「睡蓮」はほとんど見えない状態で描いた作品も多数あるそうで・・・。

ホント、アウトプットが全てですね。



で、ハーフタイム。

買ったパンフのコラムを読んだりしてマッタリ。


後半はショパン。

バラード1番から入ります。

うーぬ・・・。

速い。

速すぎるな。

ベートーベンのピアノソナタのノリ、そのまんまだと感じました。

2割短縮で終了という印象。

もっと景色を楽しみたいです。

すいません、ショパンは好みの演奏じゃないです。

ただ、

最後の「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」は

ピアノソナタ風味もあるためか、

凄く良かったです。

どっちなんだ!(笑

まぁ曲によるとしか。


アンコールで3曲、月光第1楽章なんかも含めて。

その後、

会場に向かってマイクなしで「皆さん本日はありがとうございます!」

といった感じのご挨拶。

これが出来るのが小さい会場の良いところですね。

情熱的な演奏、お疲れ様でした。


ちなみにこの辻井さんは10歳からずっとプロとして活動してるそうで・・・。

元々「神童」系の扱いだったのですね。

で、

準備曲も多くて大変な世界大会に挑戦したい!

盲目だから・・・という枠を本当に破りたい!

という事でクライバーンに参加したのではないか、

といった感じのコラムがパンフにありました。

なるほど。

確かにどんなに上手くても、全盲ピアニストとして取り上げられていると

「逆のバイアス」をかけられてしまうのでしょうね。

「東大卒」がマイナス要素になり得るみたいなものかな?(違うか

演奏時に盲目という縛りよりも、

盲目だから・・・と見られてしまう縛りの方がキツイのだろうな、

などと思うのでした。



今日はBプログラムでしたが、

もし可能ならCプログラムで「ハンマークラヴィーア」とか

聴きにいきたいものですね。



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辻井伸行、そしてピアノとの一体化について

6 月 15, 2009 By: isetoru Category: 動画, 音楽
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youtubeでたまたま。

ショパンのエチュード「大洋」「別れの曲」ほか、
ショパンで一番難しいと言われるあの曲が締め。
素晴らしい。




パガニーニ作曲、リスト編曲のご存知「ラ・カンパネラ」



素晴らしいですね。

この人も

ピアノと一体化しているピアニストだなぁと感じます。

12歳の時点の映像もありますが、既に凄いっすね・・・。




最近思うのですが、

超絶技巧のピアニストなんて掃いて捨てるほどいるんですよね、正直。

申し訳ないですが、それは事実。

その中で「普通の超絶技巧」と「普通じゃない超絶技巧」の人に分かれていく。

その差はなんなのか。

テクニックと精神面、フィジカルといろいろあると思うんですが、

トータルでピアノと一体化出来ているのかどうかが

実はテクニックより上の要素として存在しているんじゃないかという気もしてきました。


といっても

それを感じさせる人はみんな既に超絶技巧なのですが・・・(笑

辻井氏は一体化してる雰囲気は感じます。

テクニック的にはわからないけど、音は輝き系。

手つきはものすごくベタっとした系統。

一度生で演奏を聴いてみたいですが、

売り切れまくってるみたいですね。

まぁいずれ落ち着いたら・・・。

コンチェルトじゃなくてピアノソロがイイです。



今のところ

ピアノとの一体化という点では

中語のラン・ラン、先日観たツィメルマンあたりは凄かった印象。

日本人だと

ジャズですが

上原ひろみかなぁ・・・。

いや、

実は上原ひろみが一番一体化してるんじゃないかという気もしなくも・・・(^^

この人のピアノは文字通り「体の一部」と化していると感じてます。

これに関してはジャズならではの表情もあるのかなぁ・・・(笑



この人も、よく見ると鍵盤を全然見てないシーンが多いな・・・(笑

こちらの映像だと超絶技巧以外は余り伝わらないかな・・・・

うーむ難しいな。


って辻井氏の話でした(笑

チケット手に入れたいなー。


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