オンラインビジネスセミナー
トリプルメディアマーケティングとは?
~3つのメディアによりマーケティングはどう変わるのか、
話題の著者に戦略を聞く~
@アカデミーヒルズに参加。
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000csggo.html
話し手は株式会社ADKインタラクティブ社長の横山隆治さん。
モデレーターはニューズツーユーの神原さんです。
52歳という年齢で、ネット広告の最前線にいる横山さん。
昔はアラレちゃんのおもちゃなどにも関わっていたそうです。
そしてセミナーのタイトルでもあるトリプルメディアマーケティング。
これに関するお話を伺うのは、2、3度目ですが
もっと事例に触れつつ何度も伺って自分に浸透させねば。。
Paid Media(買える露出・・・マス、ネットメディア広告など)
Owned Media(自社メディア・・・自社サイトやブランドサイトなど)
Earned Media(ソーシャルメディア・・・SNSやブログなど)
この3つに「分かりやすくするために」分けて、
それぞれの役割を明確にした上で絡ませる。
それによって効果的な広告効果を探れるという話です。
3つのメディアの連携のタイプについても簡単に説明がありましたが、
図を見て読めば「ああ、なるほど」という感じです。
まぁもっと事例を見ないと自分には実感までたどり着きませんが(^^;
ほかに世界における広告単価や日本との違いのデータなども
非常に参考になりました。
今回のセミナーで自分が非常に重要だと思ったのは3点です。
まずはデジタルCMOの配置という理想組織形態について。
これまで大企業では縦割り、部署ごとに分断されて
広告に関する知識、経験が共有されてこなかった。
しかしデジタル時代にそれでは効率が悪すぎる。
だから、
全事業部を統括するデジタルCMOの役職を設置し、
専任のスタッフが知識を積み上げて共有し、
全事業部を連動させつつ、それを活かしてマーケティングを行っていく。
現状での成功事例では、
そういった重要人物個人のスキルにより過ぎているという問題はあるものの、
その方が圧倒的に効率的なマーケティングを行えるという事です。
しかしこの形になっている企業は本当にそうそう無いでしょうね。。
海外では経営者自体が若いので、
ネット、デジタルに関する知識や判断を最初から持ってるわけですが
日本はどうしてもデジタルと隔絶した経営者がまだまだ多いので、
積極的に投資したり上手く統括したりは出来ていない。
経営者の年齢層という話は全くその通りだと思いますし、
実は日本の抱える非常に大きな問題そのものでもあります。
2つ目は、上記の知識の共有と連動する話ですが、
「特殊技能」を持っているからこそ自分の立場があるわけで、
共有してしまったら自分の価値がなくなると考える人が多いこと。
これは別に広告に限らず、全ての職場でそうでしょうが・・・。
「仕組みで何とかするしかない」との事でしたが、
具体的にどういう仕組みを被せれば良いのかはありませんでした。
質問が上手くまとまらず、こうやってブログで書いていると自分の中で
整理されてくるような気がします。遅いけど(苦笑
これは共有したがらない気持ちはわからなくもないし、
仕方ないとも思いますし、
ひょっとしたら解決不能もしくは雇用形態自体を変えないと不可能、
なのかも知れないとも思ったりします。
3つ目は質疑で出たバナーの効果について。
バナーは効果が無いんじゃないか?という質問に対して、
横山さんは「日本はバナーに投資しなさすぎており、粗製乱造しているだけ。
これじゃ効果のあるバナーやクリエイティブは出てこない。
それを作り出せば、効果があるものが出来ると信じている。」との事でした。
確かに日本では「バナーはもう効果が無いもの」といった感じで、
作りも内容もほぼぞんざいな印象です。
お金もまわってきてないでしょうし、
実際に制作単価も安い。
本気で投資してまで効果を追求している人、となると
実はそんなに多くないのかも。。
これは当たり前の話であると共に、盲点でした。
インプレッション数を何とかすることばかり考えず、
広告単体の質を上げるのは本来当たり前ですが、
そこが全体的にいい加減になっているのが現状かも知れませんね。
横山さんのお話は非常にわかりやすかったです。
終了後は名刺交換の行列と混乱になってました(笑
次回は10月6日、アサヒコムの方らしい。
お腹が減りすぎて胃が痛かったので、
そそっと失礼して中村屋でカレーを食べました(笑
夜のヒルズで一番使える店、それは中村屋(^^b
禁煙、空いてる、お茶ビールだけの人も飯の人もOK!なのです。
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オンラインビジネスセミナー トリプルメディアマーケティングとは? ~3つのメディアによりマーケティングはどう変わるのか、話題の著者に戦略を聞く~@アカデミーヒルズ
- 9 月 03, 2010 By: isetoru Category: スキルアップ, ビジネス
- No Comments →
料理を「花嫁修行」から「趣味」へと変えた ABC Cooking Studio ~創業者が見つけた「食を学ぶ」本当の楽しさとは~@アカデミーヒルズ
- 9 月 03, 2010 By: isetoru Category: ビジネス
- No Comments →

成熟市場におけるブランド構築シリーズ
料理を「花嫁修行」から「趣味」へと変えた ABC Cooking Studio
~創業者が見つけた「食を学ぶ」本当の楽しさとは~
@アカデミーヒルズに参加。
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000cjsjn.html
またセミナーも予定に入れて、自分に刺激を加えていかないと。
話し手は、ABCクッキングの創立メンバーであり、
現在の社長の奥さんでもある志村なるみさん。
モデレーターは中央大の田中洋教授。
まず田中教授から、成熟市場でのブランディングについてのお話を軽く。
大前研一の言葉「問題を解決する事は、問題を定義することである」
(定義された時点で問題の把握が出来ており、解決に向かっている。)
そして志村さんよりプレゼン。
藤枝での創業話から。
お国柄というか、土地柄もあって
サッカーで日本一を目指す空気があったそうです。
なので
事業でも日本一を目指すのはアリみたいな(笑
一見飛躍してるようだけど、何となくわかります。
やはり周りで何かしらで日本一を目指す空気があれば、
じゃあこっちも、となりますよね。
敷居が高く、偉そうな講師が大人数の生徒に教える。
そんな教室しかなかった時代。
一般家庭でパンを焼くなんて事もあり得なかった時代。
そんな頃に、自分たちの通いたい教室が無い!
という事で立ち上げたそうです。
最初はしばらくじりじりとした時を過ごします。
また、料理教室は煙も出るしくさい、という事で
ビルでは人から全く見えない上の方のフロアしか
借りることも出来なくて悔しかったそうです。
楽しい教室風景を見せたいのに・・・
それがその後、ガラス張りで人に見せる教室につながっていくわけです。
何度かの転機を経て、グングン伸びる業績と店舗数。
その転機とは・・・
キッチン雑貨を売るために大宮ロフトで併設の料理教室を開設、大人気に。
その後もキッザニア、ミッドタウンの店舗などを経てぐいぐいと
ブランドを確立していきます。
初期のケイコとマナブで大きく集客できたこともあったそうです。
それくらい、市場は「初心者向けの料理教室」に飢えていた証拠。
今のところ落ちたことは無いとの事で、凄いグラフ。
もちろん、国内だけでやっていたら上限もあるので
(現在100店舗ちょっとですが、150店舗くらいが限度では無いか、と。)
アジア進出は始めているみたいでした。
その後は人材の話。
現在抱える講師は3500名!
指名制により、人気が無い講師はどんどん仕事が無くなっていく。
逆にカリスマ化していく。
そうやって競争、努力を促す。
なかなかキツイシステムだとは思いますが、
それでバランスを保って成立させているのは凄いことです。
巨大化することによって
あの大きな教室、という事で初心者に向けてのハードルが上がったり、
また違う問題を抱えてはいるそうですが、
まだまだニーズはありそうです。
なお、
男性の市場は儲からないので事業としては期待していないらしい(苦笑
本当は
社会意義としては
中年男性にも料理が出来るようにしてやること、
などは非常に重要な議題だとは思うものの
事業としては成立しないとの事でした。
確かに・・・。
熱い創業話を伺いました。
・・・
プラスMに通おうかな?(笑
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ネットのトータルサービスへと躍進するNHN Japan の戦略とは?@アカデミーヒルズ
オンラインビジネスセミナー@アカデミーヒルズに参加。

ネットのトータルサービスへと躍進するNHN Japan の戦略とは?
~ハンゲーム、NAVER、そしてlivedoor。急成長を遂げる韓国NO.1ネット企業、日本法人の戦略を聞く~
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000c7xnh.html
話し手は
先日ライブドアを子会社化した韓国企業NHNの日本法人である
NHNジャパン森川亮氏。
(NHNといえばハンゲームやネイバーで有名ですね。)
モデレーターはニューズツーユーの神原さん。
今回の話としては、当然ながら
ライブドア買収で日本進出を強化してきたNHNが
どういう戦略で、何をどうしていきたいのか?といった点が焦点です。
ちなみにNHNとはネクストヒューマンネットワークの略らしい。
最初にPCトラブルでしばらくアドリブの対談(笑
PCは大事ですね。。
で。
森川さんの生い立ちから、
NHNジャパンの概要を。
会社としては
1.ハンゲーム(ゲームコミュニティ)・・・実は日本独自の進化もしてるらしい。
2.ライブドア(ポータル・ブログ・コミュニティ・データセンター)
3.ネイバージャパン(検索コミュニティ・マイクロブログ)
この3本柱という事が明確でした。
会社のイメージが曖昧だったので、
この説明が実はかなり大事だったかも。
ちなみに検索エンジンとしてのちなみにネイバーは
韓国で70%のシェアを持ってます。
日本で言うヤフージャパンの位置づけと強さですね。
社員2693名、
売上1兆2371億ウォン(2009年)って事は年商1200億くらい?
その日本法人という事です。
こちらも既に1900名ほどの企業規模の模様。
日本では検索としてはまだまだで売上もあがってませんが、
ハンゲームで売上を立てつつ、こちらでも独自の方向を目指してるようです。
そんな中でさらに、日本でポータルを保持するライブドアを買収しました。
3本の事業の柱の説明を一つずつ。
まずハンゲーム。
3510万ID!あるらしい・・・。
同時接続最大17万人弱も本当に凄いですね・・・。
いつもCM量が凄いなと思ってましたが、予想以上です。
10代20代が70%との事で、モバゲーと近い構成。
基本ビジネスモデルとしては
「集まる」「つながる」「残る」という【つながり】を
アバターを通じて実現するというものです。
カジュアルゲームで集客し、有料コンテンツ(アバターのパーツなど)を販売する。
既に一般的なモデルではありますが、規模がデカイです。
釣り、ファッション・・・種類を広げるだけ新しい課金ポイントが増えます。
人からよく見られたいという願望が強い日本人は
アイテム買いまくりらしい(笑
(ただし、韓国ではもう余り売れてないそうです。)
なにしろ無料ゲームサイトとしては相当初期からやってる企業で、
なおかつゲーム自体もかなり強力。
(ラグナロクオンラインや信長の野望online、パンヤなど)
確かにこの数年を振り返ると、3510万IDも納得かも知れません。
次に検索ネイバーの紹介。
利用者数は月586万人、6300万PV。
個人的には予想よりは既に利用者が多いです。
http://www.naver.jp/
最初はBtoBで開始し、2003年にハンゲームと合併。
ユーザーが情報を共有し、まとめサイトを作り・・・
という事でハテナなんかの方向性とかなり近いです。
一度なくなってたのですね(汗
知りませんでした。
特徴としてはいくつかあります。
「統合検索」・・・多用な検索結果を同時に一つの画面に表示。
つまり、ニュースやブログ、画像、動画、まとめサイトなどが一気に
分けて表示される検索結果という事です。
「NEVERまとめ」・・・いわゆるまとめ共有サイト
「スマートファインダー」・・・気になる条件で自由自在に検索可能
「グルメ検索」・・・ジャンル、エリアだけではなくクチコミまでまとめてチェック
・・・と他にもありますが、単純に「検索」という事ではなく確かに拡張しています。
「検索コミュニティ」なのだ、というのも頷けます。
そして買収したライブドア。
ここは説明不要ですね。
ブログ、ポータルを中心としたサービスです。
この3つの存在のシナジーを目指すイメージ図が提示されました。
ブログ、ゲーム、検索。
これらがつながり合って影響しあっている状態。
そういう新しい企業体を目指しているとの事でした。
なるほど。
検索エンジンについても独自の方向性を持っていますが、
シェア的にまだまだなので、
ヤフーがグーグルを採用する話についても
余り突っ込んだ意見という感じではありませんでした。
ライブドアのシナジーはまだまだ具現化してない段階ですね。
今回のセミナーでは余り深く掘り下げた感じではありませんでしたが、
外から見てどうやって動いているんだろう?という企業の
内側が正確に見えてきたのが大きかったです。
3本の事業のシナジーを目指し、
決して競合を倒すという価値観も持たず(基本的に共存)、
独自のクリエイタ路線を貫く。
興味深い企業だと思います。
天気と連動したキャラ育成ゲームを発表したり、
尖がった部分も見えています。
今後のNHNジャパンの動きに注目です。
終了後、
某氏と合流して軽く寿司へ行きました。

メトロハットの「ぴんとこな」は相変わらずなかなか美味しいです。
周りは外国人ばかりでした(笑
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ストーリーとしての競争戦略@アカデミーヒルズ
- 7 月 14, 2010 By: isetoru Category: スキルアップ
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東洋経済提携講座
『ストーリーとしての競争戦略』
~あなたの戦略は社内外の人をワクワクさせて突き動かす力を持っているか?~
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000c7u67.html
に参加。
話し手は同名タイトルの本の著者である楠木建教授。
(よく考えると、この人も46歳で一橋の教授だしなぁ。)
私自身は、この人のセミナーはかなり久々です。
この本はまだ軽くしか読んでないのですが、
前書き時点で、かなり引き込まれます。
この本が本物の中身を持っていて
しかもそれが永続的なものであることを感じさせます。
文章も読みやすい。
結構分厚い本ですが、これからバシっと読破します。
彼は競争戦略の専門家であり、
各有名経営者とも仕事で絡んでるそうです。
今朝もユニクロの柳井さんと定例会議してきたらしい。
セミナーの内容としては、
教授自身の立ち位置から。
自分は実務家ではないので
よく
「机上の空論」と実務家から叩かれる。
ごもっとも。
ビジネスの成功は
実際は20%の理論と、80%の曖昧な何か(経験から来る勘や運)
に支配されてるんじゃないか?という分析があり。
その80%側を見れば当然机上の空論に見えるが、
普遍的な20%部分も必ず持ってるものだ、と。
そこを追求していくのだということでした。
(まぁこの説明だとわかりにくいので、本を買いましょう(笑
一般的に企業で「戦略はこうだ!」
と議論されているものは実際は戦略でもなんでもなく、
・ただのデータ分析
・ただの目標
・・・etcだったりする、と。
じゃあ何でそれは戦略じゃないのか?
というと、
裏にストーリーが無くてつながっておらず、
ただのばらばらなもの。
わかりやすく例えて言えば「静止画」の集まりになってしまっている
という事です。
逆に、
本当は「こうやったら世の中がこうなって、だから売上がこうなって!」
と熱く語れる個人的なストーリーが本来あって、
それを元にどうするべきかのアクションプランがある、
というのは「動画」の状態になっているということでした。
それはゴールが明確であり、
ゴールまでの流れが明確であり、
そのためにすべきことが明確である。
資料作りのためのデータ分析でもなく、
こうやったらいいんじゃないかという単発のプランでもない。
人に話して面白い、そういう話が基本になった経営プランが戦略である。
で。
そういうストーリは必ず一人の人間、個人から生まれるそうです。
企業としてはそれを引き継いだり育てたりは出来るが、
最初の一人の人間分を合同では生み出せない。
なるほど。
個人的には、まずこのあたりが一つ目の真髄と感じました。
戦略は静止画じゃ駄目なんだ、動画にするんだ!という事です。
一人の人間が熱く語れる何かによって、一本道が通っている。
それが戦略だということです。
そうでないものはただのアクションプランや個別の戦術である。
何が戦略で何が戦略じゃないのか。
ここの区別を認識できていないと最初から間違った状態という事です。
そしてもう一つ大きな真髄。
それは
「賢者の戦略は、他社から見て非合理的なものを含んでいる」
という事です。
合理的、合理的の一本やりのところは成功していない。
この話はわかりにくいので、
事例をいくつか。
1.スタバの経営戦略
そもそもコーヒーなんて提供してないと言い張るスタバ(笑
職場、自宅で張り詰めたアメリカ人に「サードプレイス」を
提供するのが本来の目的とのことです。
で、それは外部から見ても良い戦略部分。
おお、なるほどという目の付け所。
でもそうじゃない点があります。
それは、フランチャイズじゃなくて全店舗直営店だということ。
普通のビジネスパーソンであれば、急拡大=FC運営だろ!
という発想になりがち。
しかし、「サードプレイス」はマッタリできる空間じゃなければならない。
根本のバリューに基づくと、回転率を上げてはいけないのです。
回転率を意図的に下げる。
そんな飲食店、まず売上から言うと非合理的ですよね(笑
さらに、
他人であるフランチャイジーが納得しますか?
回転率を下げる=売上が下がる、
そうやれと言う本部(苦笑
絶対にFCでは成立しない価値観です。
だから直営でやるしかない。
ビジネス的に非合理的ではあっても、
スターバックスのメインストーリーから見れば当然の選択なのです。
これが賢者の戦略の事例の一つ。
2つ目はアマゾンの戦略。
巨大な倉庫に大量の在庫を抱えて、
8年も9年も大赤字でした。
しかし、
ネットでクリックしてすぐに発送する、
というシンプルな商売のためにはどうしても在庫が要る。
だからひたすら最初に立てた成長戦略のエンジンをまわし続けたのです。
便利だから人が集まる、人が集まるから物が売れる、物が売れるから商品が集まる、
ますます品揃え豊富で便利になるから人が集まる・・・
これがアマゾンの成長エンジンのプリミティブなモデル。
これをひたすら繰り返してきたのです。
その結果が今のアマゾン。
恐るべし、です。
外部から見れば非合理のカタマリです。
「ネットの商売は在庫を抱えないから最高なんじゃないか!」
そういう投資家の声、ビジネスパーソンの声に逆らい続けた非合理性。
しかし、
ジェフベゾスの中ではそれは正しいストーリー戦略の中の、
非常に合理的な判断だったのだ、という事です。
他に都会のコギャルに憧れて雑誌を見た地方のコギャルが
全てのコギャル文化を顔に取り入れて滅茶苦茶になって
渋谷のコギャルと違うものになってしまう
「追っかけて逆に離れていく戦略の実態」
などは非常にわかりやすくて楽しい事例でした。
最後まで熱く楽しい話でした。
この本は絶対読了します♪
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クロスメディアマーケティングにおける企業ウェブの役割~花王ウェブサイトに見る企業ウェブサイトの流れと最新トレンド~@アカデミーヒルズ
毎月恒例、オンラインビジネスセミナー@アカデミーヒルズに参加。
クロスメディアマーケティングにおける企業ウェブの役割
~花王ウェブサイトに見る企業ウェブサイトの流れと最新トレンド~
http://www.academyhills.com/school/detail
今回でなんと50回目!だそうです。
多分1、2回除いて全部出ています(笑
今回の話し手は花王のWeb作成部・Web技術室長である本間さん。
モデレーターはニューズツーユーの神原さんです。
まずはシンガポールの広告系会議に行かれた際のお話から。
一気に国際戦略的な話です。
現在の花王は、各国支店という組織形態だが
実際のアジアではいくつもの国にまたがって広告戦略を行うのが普通になっている。
そして
シンガポールでの「ASIENCE」と「Essential」のCM2本を視聴。
日本製品という事もあり、中国語でも余り違和感はありません。
ASIENCEは英語で、もう大分英語が通じる世界になりつつあるようです。
英語は避けられないなぁやはり・・・。
広告としては、
もう20世紀型のものにしがみついている場合ではない。
21世紀型のメディアがもう存在している、と。
ウェブ空間上には、トリプルメディアという概念があるとの事でした。
それは
1.お金を払って載せる広告であるPaid Media、
2.会社サイトやブランドサイトであるOwned Media、
3.SNSやツイッターなどのユーザー同士でつながっていくearned Media
の3つ。
ここを認識できないと、時代にズレたマーケティング戦略を行うことになる、と。
メディア環境が変わってきたし、
ウェブメディアは今までのメディアとは全く異なるのに
最適な戦略に関する本は出ていないような状況です。
逆に言えば、それを急いで発見すべきだし、
発見できたら勝者になれる可能性がある!との事です。
まだまだカオスな状態が続いているのですね。。
じゃあどうすれば?というと、
「新しい戦略を試し、効果を測定する」しかないのでありました。
そして、全メディアを利用した広告マーケティング事例を2つ。
◆事例1 「Essential(Shampoo&Conditioner)」(~1976年)
昔の日本人は毎日シャンプーしなかったので、
「フケカユミが止まるシャンプー」が20年前はキラーコピーだったそうです(苦笑
さらに遡れば、毎日風呂になんて入らなかった。
時代が変わったのだから当然状況も変わってます。
今はフケカユミなんて売りにならないので、
よりポジティブに「カワイイ」というテーマや、
「リペアー」という表現になってきた、と。
日本人の生活が激変してるのだから、
当然方向性は変わります。
「カワイイ」をエッセンシャルから伝えて、
エッセンシャルを使えば可愛くなれる!というテーマでキャンペーンを実施しました。
キャンペーンサイトを中心として、
・TVCM
・モバイルサイト
・WEB広告
・CM出演者のブログ
・エッセンシャルの商品サイト
を展開。
WEBサイトではCMオンエア時に、CMと連動したコンテンツを追加。
その結果、
ウェブサイトにTVCMから多くの人を引き込み、
若い女性のかわいいブランドとして認知されました。
当然売上にもつながるわけです。
訪問者分析の結果では・・・
アクセス数だけではなく、
CMを見ての訪問者は滞在時間が倍に伸びたそうです。
あなた向けのこういうコンテンツあるよ!とCMされれば
それを求める人が訪問してくれるということですね。
ただ単にウェブ見てね!では駄目だし、
CMとウェブの内容が同じでも、ガッカリするわけです。
サイトにはCM以上のものがあるようにするのはもちろん、
「なんでそのサイトにわざわざ訪問しなければならないか?」
要はメリットをお客さんに認識してもらわなければならないのです。
ここは本当に肝だと思います。
これさえ出来れば、みんなウェブを見てくれるわけですからね・・・。
そして
人がたくさん来ただけでは駄目で、
「売れたかどうか?」
という本来の最終ゴールを認識しなければならない、と。
という事で、売上と連動する形までデータ分析を進めたそうです。
また、測定分析は大事だが
「Key perfoemance Indicator」の共通認識を持たなければならない。
どういう基準で見るのかがズレて来たら方向を間違えるので、
皆で同じ基準で考えていかなければならない、その点が大事との事でした。
◆事例2 乾燥性敏感肌を考えた「Curel」(キュレル)
こちらは最初はTVCMを使わずに、
ウェブから展開して拡大した事例です。
こちらではマスメディアと違う発想が求められます。
まずは「乾燥性敏感肌」という、それまでに定着していなかった言葉、価値観を
広めることからスタート。
最初はTVCMを使わずに、ウェブと店頭で告知。
ウェブではブランド紹介、製品ラインナップ、そして乾燥性敏感肌に関する一般情報を設置。
検索キーワードは、キュレルを知ってる人はもちろんキュレルで来ますが
敏感肌かどうかわかっていない方も含めて広げなければなりません。
そこで、
乾燥肌、アトピー、クリームなどの関連カテゴリーワード、
さらにそれを含んださらに大きなカテゴリーワード、
例えば「スキンケアー」「赤ちゃん」「お産」「子供の肌」
といった巨大ワードに広げていくことで対象を拡大したそうです。
この連動キーワードの分析ってホントに大事ですね。
そして難しい・・・。
多分これまでのデータから分析したら出てきません。
なので、新たに掘って探していかなければならないし、
上手くグルーピングしていかなければなりません。
で。
キュレルのデータ分析を行ったところ、
微細なジャンル、まだ曖昧な話、自分の話かわかっていない人が多い場合には
やはりブログの口コミの効果はばかに出来ないみたいですね。
そして
データが出た後は、最後は人の分析センスをもって対応しなければなりません。
ここが出来る人って実際は少ないんだろうなぁ・・・。
さて、まとめとしては
1.データ分析は、とても有効である。
2.様々なデータを分析することにより、理解できる。
3.多くの種類のマーケティングデータを利用すべきである。
4.売上データとの連動性まで見ることがとても重要。
との事で、やはりまずは分析対象のデータボリュームが必要という事ですね。
そして
完全な成功事例なんてものはない。
だから、
とにかくトライアンドエラーで試してデータを蓄積していくしかない。
データを集め、合わせ、分析し、理解しよう。
それをやり続けることこそが、成功への道である。
というまとめでした。
まだまだ定石はさだまっていないし、
仮に見つかっても長くは使えないだろう、というのは
変化の激しい時代にはなるほど、という感じです。
そして対談。
マス広告では効果測定の文化が無かったイメージがありますが、
花王はそもそもデータ分析の文化を持っていて、
ウェブ解析のデータもそこに加わっただけ、という事だったみたいです。
それは大きいですね。
基本的な価値観の話では、
成功は振り返らないから、失敗をたくさんする方が大切で、
失敗することで本質や原因を本気で探るので
もっとチャレンジして失敗すべき。との事でした。
その通りですよね。
そしてアドテックで出ていた大事な話。
広告代理店には生のデータが集まらないから、重要性が下がってきている。
商品ブランドを保持している企業側にデータが全て蓄積されているし、
代理店はそれを提供されない限り何も出来ない、増幅しか出来ない。
なるほど。。
ただし、ラフ案のブラッシュアップと増幅に関しては代理店は有能で外せない。
との事でした。
また、昔のようにラフ案を軽く投げて戻った代理店の案をみんなで見るのではなく、
最初に
関係者、代理店を含めて話し合った上で企画を開始すべきとの事でした。
私も質疑で質問。
最近たまたま体調不良がセミナー日にあたることが多かったので、
今日は頑張って質問(笑
TVCMからウェブサイトへの誘導、そのメリットの切り分け方について。
CMで話す内容以上、それ以外のメリットを提供しなければウェブには
誘導できないわけです。
それに対してのお答えとしては・・・
CMは一度放映してしまうとセグメントを変えられないが、
ウェブは変えていくことができる。
また、
そもそもユーザーの問題点はその各自ごとにもともと顕在化していて、
それに合わせてよりきめ細かな、様々な悩みのページを用意しておくことができる。
新たに用意することも出来る。
TVは誘導源の一つであり、
継続したコミュニケーションの場として残っていく
ウェブでの繊細な対応が重要との事でした。
なるほど。
非常にためになるお話でした。
特に価値観的な部分が良かったですね。
_
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