

ランチつきのセミナー、ランチョンセミナーへ。
今月は佐藤可士和氏の奥様であり、
マネージャーをされている佐藤悦子氏。
社内ではご自身だけがクリエイターでは無く、
内部のクリエイターと外部のクライアントを結ぶ立場にあるそうです。
で、
その中で培った経験についてなどのお話。
まずは事例から。
有名事例ばかりですが、
ユニクロ。
(柳井氏は、なんとプロフェッショナルの流儀を見て会いに来たらしい(笑
そして国立新美術館。
「新」という文字を中心の価値に置くというブランディングについて。
これは実は第2案で、
最初は変なローマ字になる予定だったそうです。
MOMAみたいなものであれば、すぐ美術館だとわかりますが・・・
確かに厳しいですよね。
(個人的には所蔵品が無い美術館は単なるギャラリーであって
美術館では絶対にないと思いますが・・・なかなか良い展示も
してるので、この美術館もまぁよしとしましょう・・・(えらそう(笑
他に今治タオルの話とか。
これも有名事例ですが、
最初の彼らの設定していたゴールは
「世界で展示会を行う」
だったそうですが、
国内ですら認知されていない段階だったので
「現状分析すると、それは到底無理です。」
という回答から入ったらしい。
なんという冷静さ・・・
アホなコンサル系だったら「いいねいいね!目指してぶちあげましょう!」
みたいにやっちゃいそうですが、
逆にそれが信頼度も高めたそうです。
最終的にはデザイナーとのコラボなどを経て
まず国内でのブランド認知が上がり、
最終的にはコンサル開始後5年目に、
先日フィンランドで国際展示を行ったらしい。
おお。
それからは
対外的な対応の考え方、
社内的な対応の考え方について。
対外では、とにかくクライアント側に立とうと。
自社内と対立するって凄い構図ですが、
「常にアウェイ」というのは凄いスタンスです・・・。
そうじゃないと確かにクリエイティブ側が押し付けになっちゃうケースが
多々あるでしょうね。。
社内的には
クリエイターとのすり合わせの重要性、
表現者だけじゃなくて問題解決者なんだ、という意識を摺り込む事について。
全て双方に言葉で説明して納得させなければならない。
言語化できないものは無いのと同じ、
という強い信念で仕事をされてるようでした。
この方がいないと、多分クリエイティブの実現がなされないのでしょう。
質疑では私生活とのバランスなどについても。
仕事以上に優先して
トレーニングの予定を可士和氏のために組んでるそうです。
確かに疲れた感じのクリエイターに
「これで御社は変わりますよ!」
みたいに言われたら萎えるよね(笑
また、
3歳のお子さんはご自身で幼稚園に送り迎えしてるらしい。
ふうむ・・・。
食事と共に
良いお話を楽しみました。
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ランチョンセミナー クリエイティブマネジメントの真髄 佐藤悦子@六本木ヒルズクラブ
六本木ヒルズクラブランチョンセミナー 環境と社会をデザインする電気自動車@六本木ヒルズ
- 9 月 03, 2010 By: isetoru Category: スキルアップ, ビジネス
- 1 Comment →

ランチ付のセミナー、ランチョンセミナーへ。
今回は、あの電気自動車エリーカを開発した
慶應義塾大学の清水浩教授。
昨年度は、
ベネッセの福武会長などの支援を得て
電気自動車の技術開発、技術供与とコンサルを行う企業を設立しています。
まずは大学の宣伝から(笑
日本の大学は教育方針を間違っていた、と。
高校まで必死に勉強しているのに、
それよりもレベルの低い一般教養を1年2年でやらせる。
そんなことはせずに、
最初からアウトプットする研究をさせるべき、との事でした。
なるほど。。
そして
21世紀はどうなるのか?といった大きな話が導入。
教授はよくなるに決まってる、と。
なぜなら
技術革新により、
裕福なアメリカ人と同じくらいのエネルギーを
地球上の誰もが使える時代が来る。
その技術の中心は日本だ!という熱い話。
そして
エリーカの資料映像など。
ポルシェ911との加速比較実験。
明らかにエリーカの加速が快適であり、最高速に達するのも速い。
確かにこの技術とエネルギー効率の良さなら、
レコードが数年でCDになり、
フィルムカメラが数年でデジカメに取って代わられたような時代が来ても
全くおかしくはありません。
石油で走る車は約8%のエネルギーを車輪に伝えて走る。
しかし
電気自動車は実に35%のエネルギーを車輪に伝えるそうです。
しかも効率は上がってきている。
リッター何kmとかいうのが笑えるような世界なわけです。
4秒で時速100kmに達するエリーカ。
来年には今作っているモデルにナンバープレートをつけたい、
という予定らしい。
最後の質疑、
水素自動車など燃料電池はどう考えているのか?
という質問が。
実は燃料電池は未だに完成した成功事例が無く
専門家は研究していない、との事でした。
そうだったのか!(笑
燃料をどう補給するのか、安全に運ぶのか、
何よりまず伝導効率も悪くて
どうも上手くいってないようです。
水素とか空気とか色々いましたが、
なかなか難しいのですね。。
ランチョンで、自分の普段の脳内範囲と違う話を伺うのは
非常に刺激になりますね。
次回は
佐藤可士和氏の奥さん、佐藤悦子さんらしい。
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建築家・西沢立衛氏によるランチョンセミナー@六本木ヒルズ建築家・西沢立衛氏によるランチョンセミナー@六本木ヒルズ
- 6 月 16, 2010 By: isetoru Category: 日記
- Comments Off

ランチつきのセミナー@六本木ヒルズへ。
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000c186i.html
最近は面白そうな人が続くので、なかなかの出席率。
まずは前菜、魚のメインディッシュ、パン、コーヒー。
魚はスズキ?旨い。
しかしここは何でデカイナイフをバターナイフとして出すのだ・・・。
これが正統な出し方なんだろうか・・・。
使いにくいよ・・・(笑
で。
今回は21世紀美術館などで知られる西沢立衛(りゅうえ)氏です。
日本だと他に表参道駅前にあるディオール表参道とか、
よく事例でみる十和田現代美術館とか。
表参道のビルは、そもそも変わったビルだらけの場所なので
正直指摘されないとわかりません・・・。
21世紀美術館や十和田現代美術館は、
あるだけでギョッとビックリするものがあると思います。
(十和田現代美術館行きたい~)
さて、
お話はスライドで事例を見つつ。
今は豊島にかなり変わった美術館を建築中だとか。
夏の瀬戸内芸術祭に間に合うのかな・・?
彼の考え方の根本としては
・環境を考える(さらに建築する事で環境がまた変わる)
・使い方を考える
の2点だそうです。
基本的には境界線を無くす、
環境に溶け込みつつ新しい価値を生み出す、
そういった意思を強く感じました。
建築家というのは実際は数少ないアーティストで
完全に芸術の範疇です。
建物を建てるという点だけを考えると
誰もが「普通」に収斂されていくのですが
そこを打ち破りつつ新しい価値観を提示していく。
使い勝手も同時に成立させていく。
柔軟な発想と
高度な技術を利用した言わば空間の芸術家です。
あらゆるものに造詣が深くないとなかなかやれないかも・・・。
一度見に行ってみたい素敵な事例てんこ盛りで興味深かったです。
最後に質疑も少しだけ。
変わったものを作っているから施主を納得させるのが大変でしょう?
的な話には、
そもそも施主の希望を聞いて構想を始めるから
いかがですか?と言って終わり、との事でした(笑
素晴らしい(^^;
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ランチョンセミナー by 岡本行夫@六本木ヒルズ
六本木ヒルズでランチョンセミナー。

ランチの後に元外務省官僚で外交評論家の岡本行夫氏の講演。
仕方なくスーツで出動。
食事自体は相変わらずかなり軽めで、
サラダ、パン、白身魚、珈琲で終了(笑
で、デザートなんて期待してな(ry
で。
岡本氏の話です。
これがまた濃い!(笑
何だか最近濃い話を聴く機会が多いなー。
お題は「2年後の世界に日本は対応できるのか」
なぜ3年後じゃないのかというと、
ホントに読めない時代になってしまったからの模様。
先過ぎるわけでもなく、
かといって来年の話でも無い2年後なら少し読めるのではないかと。
で。
やっぱりまずは国際経済情勢の話に触れるのは当然の流れ。
現在は彼の調査も大部分がこれに費やされてしまっているらしい。
岡本氏のメッセージとしては、
確かに今不況のような状態だが、
収縮していて良いのか、と。
今後2年程度は確かに景気は良く無いかも知れない。
しかし、
その2、3年後に景気が良くなってきた際のための準備期間なのではないかと。
再スタート時のポジション争いのレースが今行われてるんじゃないかと。
という事は今は買収だったり新規事業だったり、
色々安く出来る時期でもあるので、チャレンジすべきじゃないかという事でした。
まさにその通り!と思います。
また、ロシアなどは苦しいが
中国は実はサブプライム問題での経済危機の影響は薄いんじゃないかと。
政権の事もあるので不確定要素は残るものの、
人口パワーによる経済成長はもう規定路線で変わらないのではないかとの
予測でした。
また、アメリカ。
アメリカは主役じゃなくなる、という話に彼は否定的で
2050年の人口は日本の4.5倍まで差が開き
経済の底力もあるアメリカはやはり世界のトップの一つであり続けるのではないか、
という予測でした。
世界経済は超長期で見ればやはり膨張する一方で、
人口はイコールでパワーである。
そういう歴史に基づいたシナリオが変わらなそうだという意見を聞いて凄く安心です。
世界経済自体が収縮する一方になったらキツイですしね。。
例の田母神論文では毒舌爆発でしたが(笑
中国人の対応、意見の方がどうもまともそうでした。
(いや、内容じゃなくて「何故システム的に急にそういう発言をする人間が
上の地位まで上がってくるのか、また賞を取るのかといった点)
なぜ日米安保以外の選択肢が無いのか、という話にもなるほど、という感じ。
要は「じゃあ他の選択肢は?」と検討しても
・非武装(こりゃ一部のアホ自治体を除いて無理ー)
・武装中立(核も含めた超軍事国家へ・・・これも無理そう)
・他国との同盟で何とか国防を確立する←結局これ。
この3パターンしかないようです。
うーん、そう言われると選びようは無いですよね。
アジア防衛圏とか言っても、隣国同士で最初から国益が反しあってる中で
そんなものも無理。
という事でアメリカのようです。
そして言葉狩りの話なども。
録画する講演で
「彼は日本キチガイで・・・」とアメリカ人を紹介したら
照明が全て落ちて
録画やり直しになったそうです(笑
そういった言葉狩りじゃなくて実質で差別しない心を持て、とか
確かにそんな気はします。
というか釣りキチ三平はどうなるんだっ!(違
「じゃあどう言えばいいんだ?」と主催者に聞いたら
「日本マニアと説明してください」と言われたそうです(笑
なんか変態っぽい・・・。
最後に日本に足りない2つの要素という事で
・多様性を受け入れる素地
・リスクを取る国民性
という2つの点を挙げられていました。
多様性についてはシルク・ド・ソレイユを引き合いに説明。
ラスベガスの話をされてましたが、どうやら彼は「O(オー)」を観たようです。
21カ国から集まったスペシャリストがそれぞれ得意な技を披露する。
社会も企業も段々そういう方が強くて上手くいくようになるんじゃないかと。
2点目のリスクについては
バブル崩壊後に
みんなが貯金をしていたことで国民生活が保たれた、
という側面もあったと思うので一概に否定は出来ませんが、
新しい企業が産まれる数が減る数を上回らないような国が成長するわけないのです。
時間を勘違いされていたようで、
ちょこっとオーバーして終了。
でも濃い話だったので、みんなそのまま聴いていたそうでした(笑
色々と考えるところの多い面白いお話でした。
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