水差に描いて彫る ~ 鉄絵で紅葉

7 月 21, 2009 By: isetoru Category: アート, 陶芸
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先日の本焼きに間に合いませんでしたが、

水差に鉄(赤錆)で絵を描いて

針で葉脈を彫って描き出し、

釉薬をかけてきました。

絵は3ポイント、

紅葉2枚と銀杏1枚。

一応三角に配置しました。



大雑把な作品の多い自分としては珍しく

割と細かい細工(笑

やはり最近職人系の作品をたくさん見ている影響もあるのかも。

本焼き成功を祈りますが、

普通に焼ければ成功作品になるはずです。

それは成型や絵の時点で大体見えていますね。

お、と思う作品であれば「お!」と思う作品になってくれます。

基本的には。

「電気窯」は安定性が売りなので、問題ないでしょう。

これであとは

・抹茶碗

・建水

・菓子器

あたりを揃えれば、茶道具も揃う是!(除:茶釜)

ふふ。




他に2枚だけ皿が完成していました。

今回の水差前の実験的な皿だったのですが、

鉄絵をかけて「ひわ青磁」釉をかけて酸化焼成すると

鉄部分が黒、銀で浮かび上がるのです。

なかなか良い出来。

ただ、

水差は絵を絶対に消したくない気持ちが出てきて

結局「黄瀬戸」をかけました。

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六本木ライブラリーシナプス第6回 小池頌子さん「世界的陶芸家への道」

7 月 15, 2009 By: isetoru Category: アート, スキルアップ
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ライブラリートークへ。

ゲストは陶芸家の小池頌子さん。

ファシリテイターはHACKSシリーズで著名な小山龍介氏。

陶芸ネタが来たーーー(笑

という事で喜んで参加しました。



講演前に

新宿副都心方面の夕焼けをパチリ。

何度見てもキレイですね。

雲の塊の中に

富士山の山頂だけ部分的に顔を出していたのを

私は見逃しませんよ!(笑

15分くらい「雲減らねーかなー」と

富士山をずーーーっと見てました。



そして講演開始。

小池さんの第一印象は

芸術家芸術家しておらず

やさしそうな普通の主婦、という感じでした。

話の要諦として

やはり「モチーフ」の話がかなりの部分を占めました。

小さい頃にもらったフェルメールの絵画の青、

また、

高校時代にふと見たグラウンドの水溜り。

そこに映った美しい青空を焼き物で表現できないか?

また信州の山だったり、空だったり。

自分の記憶の中にモチーフ、イメージがあり

それをアートを通して表現する。

その流れで

ツノツノシリーズになったり(笑

オレオレシリーズ(俺俺ではなく、折れ折れ)になったり。

ネーミングがカワイイですね。


東京藝術大学の陶芸専門の院まで出ておられるので

逆に

「高台自体をやめてしまう」

といった、陶芸(用の器)としては通常あり得ない感じの「破壊」を

繰り返して来られたようです。

作品は貝に似てるものも多いのですが、

決して貝をモチーフにしたわけではなく

いじってるうちに生まれてきたもの、のようです。

釉薬はラスターとか銀とか鉛とか毒が多かったようですが(笑

そう、実際毒なんですよね。

あれを霧状にしてかけるとか恐ろしい話です、実は。

でも世の中は結構やってるかも。



また、人生のトピックとしては

作家としてはやはり個展です。

しかし

小池さんは30代は主婦&子育て、老人介護に費やして

実際に個展を開けたのは40代半ばだったとの事。。

そういう状況でも

自ら築窯して続けてきたという事が先につながったのですね。

ビジネスマンの場合にはこれが致命的かどうか?という話も出ましたが

いわゆるレールに乗るキャリアであれば致命的でしょう。

しかし

ビジネスの土台で自分なりの世界を生み出す、という視点であれば

空白期間などというものはなく

全て充電期間と呼べると思います。

本人が全力で生きてきた場合のみ、ですが。


あと「大学浪人で苦労したのが良かった」とおっしゃってました。

私も1浪してますが、美大ではなかったので気楽なものでした。

所属が不安定な状態との事でしたが

「代ゼミの生徒だよ」と堂々とダラダラ生きてた記憶が鮮やかに甦ります。

って反体制な先生ばかりで面白かっただけかもしれませんが。。

でもそういう「浪人」的な時間軸って

間違いなく人には有用だと思います。

通り一遍で

18で高校を出て働くか

22で大学を出て働くか

24か26で院を出て働くか

だけだった人は確かに余り「時間軸が絡む」挫折は無いのかも。

大小の挫折が無い人なんてほぼいないと思いますが、

人生の時間軸が「一般のレールとズレる」挫折っていうのは

意外とシチュエーションが限られます。

という事で確かにインパクトあるでしょうね。



もう一つ重要なお話として

「制作前にイメージを持っていなければならない。」

といったものがありました。

小山氏が「仕事でもできるビジネスマンはイメージを持っている」

とおっしゃってましたが、まさしくその通りだと思います。

ビジネスでは紙に書き出しまくって

流れなんかを把握してますが

アートでは必死すぎてイメージをきちんと持ってないかも知れません。

次回からは陶芸でも下絵イメージは絶対書こうと心に誓いました(苦笑



講演後は直接お話を伺えました。

2年前の智美術館の展覧会、実は行ってました。

わかってなかったけど(汗

作品は鮮烈に覚えていました。

今年は8月に三越や銀座あたりで展示されるそうなので

数が少なくても見に行きたいです!

そういやヤノベケンジ氏の銀座展示もあったような。

色々あるなぁ。



小山氏にもお話を伺えました。

「アートに関する話を書きたい」とおっしゃってましたが、

さすがに時代の先を見てる方は違うなーと感じます。

21世紀はビジネスの世界でもアーティストの時代が来る、はず、なのです。

多分。

例えば

グーグルやカヤックの理念自体もアートの世界に属するものだと思ってます。

そういう感覚を持ったビジネスマンが

もっと日本に増えるべき!

と最近常々思いますが

相変わらず展覧会もカルチャーセンターも

女性ばかりなのでありました。。

いつか半々くらいになる日は来るんでしょうか?



などと思いつつ退散。

素晴らしい講演でした。

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水指のようなもの

6 月 04, 2009 By: isetoru Category: グッズ, 陶芸
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水指の削りまで完了。

先生シンクロ率のひじょーーーーーーーーーに高い作品ですが・・・(笑

フタの取っ手がちょっと曲がってます。

素焼きしたら

スパッタリングで外周に文様を入れようかと企画中。


結局こういう作品には何層も壁があります。


1.大きい筒上げが出来なければならない

2.フタを乗せる縁作り

3.フタ作り&取っ手作り

4.本体裏削り

5.フタ裏表削り

6.取っ手削り出し

7.素焼き(割れずに)

8.釉薬がけ(ムラ無く)

9.文様入れるなら文様入れ

10.本焼き(文様クッキリ出るかどうか)


フタ物恐るべし!!なのです。

なかなか行けず、時間が開きすぎると乾いて駄目になっちゃうし・・・。

いやはや。

失敗したら作り直しの場合もあり得ます。

(今日も大物を土に戻してる人がいたし。。)


ちなみに陶芸は1回単発で完了する作業ではなく

乾かしながら、

何度も焼きながら、

何回もの作業が必要です。

本当はもっと連続で行ってズバズバ進めたいところですが、なかなか。

本気でやるには超のつく余裕が必要なものだよなぁと

定期的に思うのでした(汗


そして

効率的に作るには知恵と努力と根気が必要なのは

結局は仕事と同じというのがアレなところなのでありました。。

ま、

素焼き完了が楽しみです♪

完成は・・・2~3ヵ月後かなぁ・・・。

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釉薬がけ。

4 月 18, 2009 By: isetoru Category: 陶芸
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素焼きが出来上がったので

釉薬がけだけやってきました。

櫛目文花器。

益子黒釉を内側と全体にかけ

外の櫛目に筆でチタン釉を塗りました。

そういえば

作品を作る前にタイトルを決めて展覧会に申し込みました(苦笑

でもアートの裏側ってそんなものかも知れないなーという事を

少しだけ感じられただけでも良かったかも(笑

一部の人を除いて

みんなそれなりにバタバタした中で

搾り出すように作品を提出してるんだろうなーと想像しちゃいます。

そして

作品見せて良いのかという話もあるんですが、

本焼きすると全く変わるので良いのです(^^

本完成後はGWまで非公開で・・・(笑

しかしこのサイズなら

手で持っていけるなー。

提出タイトルと全然違うじゃん!と言われる悪寒を感じつつも

別にナンとでも言える・・・気がしなくも無いしー(笑

「昨日のボク」とか意味不明なタイトルにしておけば

何を作ってもOKなんだろうなーという話を軽くした記憶あり(笑

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器を捨てる。

4 月 15, 2009 By: isetoru Category: 陶芸
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陶芸を始めて6年。

実は一度も器を捨てた事がありませんでした(苦笑

後から参考にもなるだろう・・・と考え

習作も全て残していたんですね。

しかし場所には限界があります。

自分で使いたい感じでもなく、

今後の参考になる雰囲気でもなく、

当然人にあげて喜ばれるものでもない。

残念ながらそういう器も大量にありました。

そこで心機一転。

新しいものを得るためには古きを捨てる事も

たまには必要だろうと。

3袋分ほど燃えないゴミに出しました。


逆に

「お、そうそう、これこれ!」

といった良い器も結構たくさん発掘、

しまっておいて損をした気分のものもいくつか発見。




という事でそれらはきちんと使います。

やはり新陳代謝が大事ですね。


今の部屋に引っ越してから半年。

まだまだ段ボール削減事業は定期的に行われます(笑

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